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はじめに

本記事は、さくらインターネット Advent Calendar 2024の9日目の記事となります。
本記事では、さくらインターネットのリモート前提の働き方をご紹介させていただきます。
その上で、私が所属するクラウドバックエンドにおける合宿についてもご紹介いたします。

リモート前提の働き方

さくらインターネットでは、場所に縛られず、どこでも活躍できる環境づくりを推進するために、リモートワーク前提の働き方を採用しています。

公開されている2024年3月の下記データを見ても、リモートワーク実施率は89.9%と非常に高くなっており、出社の必要がある社員以外は、ほぼリモートワークという状況です。

リモートワークでも円滑なコミュニケーションが促進されるように、Slack による非同期的なやりとりと、Zoom による同期的なコミュニケーションを組み合わせて、日々の業務を行っています。
リモートワークにより、例えばクラウドバックエンドのとあるチームでは、東京、大阪、福岡、沖縄の各拠点のメンバーが在籍し、さらに、拠点から離れた場所にお住まいのメンバーも、リモート前提だからこそ、同じチームで日々の開発業務を行うことができています。

ガバメントクラウドへの取り組み

上述のツールの活用により、日々のチームのコミュニケーションは十全に行われていますが、現在さくらのクラウドが取り組んでいるガバメントクラウドにおいては、以下の課題感が生じてくるものとなりました。

  • 2025年度末までにすべての要件を満たすことを求められているガバメントクラウドに対して、スムーズにゼロからイチを決めていくスピード感
  • 中途採用でご縁があった多くの新メンバーとの、遠慮のないコミュニケーションの速やかな実現

これらの課題感を解決するために、同じ部屋に集まりホワイトボードに図を描いたり、付箋を貼るような柔軟なディスカッションや、顔を合わせてのコミュニケーションの重要性を再発見することとなりました。
上記のコミュニケーションの実現のために、2024年12月現在、クラウドバックエンドの各チームで、半年に一度ほどのサイクルで、合宿を行っています。

合宿の活用

クラウドバックエンドの合宿では、まず、合宿前に以下の確認をします。

  • 合宿で解決したい課題の確認
  • 合宿場所の設定(チームの各メンバーが集いやすい拠点など)
  • 合宿のタイムラインですべきことの設定

そして、合宿中は、設定したすべきことに対して、ホワイトボードの前に集まりながら取り組んでいきます。
適宜写真を撮りながら Slack のチャンネルに共有しつつ、決まったことを記録として残します。
また、ランチタイムや懇親会などでの雑談も大切にして、心理的なハードルも下げて、よりスムーズなコミュニケーションも実現していきます。
合宿後は、それぞれの拠点に戻り、ゼロからイチとなったアイデアを元に実装したり、合宿で打ち解けたメンバーと遠慮のないディスカッションをしたりと、いつものリモート前提の働き方を、より円滑に行うものとなります。

まとめ

本記事ではさくらインターネットのリモート前提の働き方をご紹介しました。
また、クラウドバックエンドで取り組んでいる合宿についてもご紹介しました。
2025年度末までにすべての要件を満たすことを求められているガバメントクラウドの対応のため、合宿をはじめとして、開発を加速する取り組みを今後も活用していく所存です。

終わりに

現在さくらインターネットではエンジニア採用を強化中です。

もしご興味がありましたら、カジュアル面談も可能ですので、お気軽にご連絡いただけると幸いです。

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