##はじめに
WordPressの本体やテーマ・プラグインを常に最新バージョンに更新しておくことは、重要なセキュリティ対策となります。
というのも、ハッカーは古いバージョンで見つかった脆弱性を狙って不正アクセスを仕掛けてくるため、脆弱性が修正されている最新バージョンにしておけば防げるからです。
この記事では、簡単なカスタマイズにより、WordPressの本体・テーマ・プラグインを自動更新する設定方法を紹介します。
##WordPressの自動更新を有効化する方法
WordPressのfunction.phpに以下のコードを設置してください。
管理画面から、外観→テーマエディター→テーマファイルで編集できます。
function.php
//本体のメジャーアップデートの自動更新を有効化
add_filter( 'allow_major_auto_core_updates', '__return_true' );
//本体のマイナーアップデートの自動更新を有効化
add_filter( 'allow_minor_auto_core_updates', '__return_true' );
//テーマの自動更新を有効化
add_filter( 'auto_update_theme', '__return_true' );
//プラグインの自動更新を有効化
add_filter( 'auto_update_plugin', '__return_true' );
上記コードは、WordPress本体のメジャーアップデート・マイナーアップデート・テーマ・プラグインの全ての自動更新を有効化する設定となります。
自動更新を無効化したいものがある場合は、__return_true
となっている箇所を__return_false
に変更すれば無効化できます。
##参考ページ