WordPressに導入したreCAPTCHA v3を特定ページでのみ読み込む方法 #WordPress

はじめに

Googleが提供している認証システムのreCAPTCHA v3は各種フォームに導入できる強力なスパム対策ですが、デフォルトでは全てのページで読み込まれてしまいます。

この状態では、全ページでreCAPTCHA v3のバッジが表示されてしまいますし、全ページでJavaScriptファイルを読み込むので、WordPressの表示速度も遅くなってしまうという課題を抱えています。

この記事では、簡単なカスタマイズにより、WordPressに導入したreCAPTCHAを特定ページでのみ読み込む方法を紹介します。

必要なページでのみreCAPTCHA v3を読み込むようにカスタマイズすることで、スパム対策とWordPressの高速化を両立することができます。

reCAPTCHA v3を特定ページでのみ読み込む方法

WordPressのfunction.phpに以下のコードを設置してください。
管理画面から、外観→テーマエディター→テーマファイルで編集できます。

function.php

function recaptcha_limitation() {
 if ( ! is_page( 'contact' ) ) {
  wp_deregister_script( 'google-recaptcha' );
 }
}
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'recaptcha_limitation' );

is_page( 'contact' )の部分は、reCAPTCHA v3を有効にしたいページのパーマリンクに合わせて変更してください。

上記コードは、お問い合わせフォームを設置したhttps://hogehoge.com/contact/でのみreCAPTCHA v3を有効にする場合を想定しています。

また、該当ページが複数ある場合は、is_page( array ( 'contact1', 'contact2' ) )のように配列で記述すればOKです。