Git for Windowsを入れるときにgit-cheetahを選択すると、コンテキストメニューの一階層目にドバーッと色々出されてうざいので、Git Bash Hereを使っている人もそれなりにいると思います。
が、これはこれでフォルダーアイコンを右クリックしないとGit Bash Hereが出てこないので、一旦上の階層に移動して、目的のフォルダーアイコンを右クリックしなければならず、面倒です。
実は、Git for WindowsのGit Bash Hereはレジストリによって実現されているので、何もないところを右クリックしたときに表示する設定をGit Bash Hereのものと同じようにすれば、フォルダーの何もないところを右クリックしたときにGit Bash Hereを出すことが可能です。
以下手順。
- regeditを開く
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\git_shell\commandの「(既定)」のデータをコピーする
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\background\shell\git_shellというキーを作る
- 右のペインの「(既定)」をダブルクリックし、「Git Bash Here」と入力する
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\background\shell\git_shell\commandというキーを作る
- 右のペインの「(既定)」をダブルクリックし、コピーした文字列を貼り付ける
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\background\shell\cmd\commandを見ると%1ではなく%Vを使っているので、それに合わせて%1は%Vに変更する
これで、フォルダーの何もないところを右クリックしたときにGit Bash Hereが出るようになります(Win7からできた「ライブラリ」からたどった場合は出ないので注意)。
ちなみに、自分はConsole2を使っているので、
"D:\Apps\Console2\Console.exe" -t "git bash" -d "%V"
こんな感じになっています。