Python pandasライブラリのset_optionってなんだっけと思って、
調べてもすぐわからなかったので、アウトプットしておきます。
pandas documentation を参照すると、
pandas.set_option(pat, value)
Sets the value of the specified option.
文字通り値に特定のオプションをつけることのようです。
さらに、以下のように第一引数が正規表現をとる。
Parameters:
pat : str
Regexp which should match a single option. Note: partial matches are supported for convenience, but unless you use the full option name (e.g. x.y.z.option_name), your code may break in future versions if new options with similar names are introduced.
value : object
New value of option.
出来るオプションはたくさんあるので、
詳しくは公式ドキュメントをご参照ください。
ここではいくつかの使い方を実行したいと思います。
以下、Jupyter notebookでの使用例
小数点X桁以下を表示させない
例: データフレームの出力を小数点3以下に抑えたい場合
pd.set_option('display.precision',3)
# 小数点以下3以下を表示させないように設定
# display. は省略しても問題なかった
test = pd.DataFrame({'test':[5,7,9]})
# とりあえず、5,7,9のデータを用意
print(test/3)
#このデータを3で割る
表示行数を変更する(自動的に非表示にならないようにする)
Jupyterなどでは以下のように自動的に行が一部非表示になっていまいます。
※ 10を100個格納したデータを作りました。
test = pd.DataFrame({'test':[10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10,
10,10,10,10,10,10,10,10,10,10]})
そこで、指定の行数を表示させようと思います。
ここでは、100行のデータを表示させたいです。
したがって、"max_rows"オプションをつけます。
(当然、列オプションもあります。)
pd.set_option("max_rows",100)
※ 16以降も表示されていますが、全部張り付けると長いので省略します。
以上です。データを表示させたいときに色々試したいですね。
##参照リンク
pandas documentation