本手順では、Windows Server 2019 上で iSCSI ターゲットサーバをインストールして仮想ディスク作成までの手順を記載します。
MSFCの共有ディスクとしての作成を見越しており、サーバ数削減のためドメインコントローラー上に作成しています。
検証環境構築等の参考になれば幸いです。

構成のイメージ図としては以下の通りです

01．iSCSI ターゲットサーバインストール

AD01にログインして、Windowsキー＋r キーを投下して、名前に「servermanager」と入力

サーバーマネージャーの管理から役割と機能の追加をクリック

次へをクリック

次へをクリック

次へをクリック

iSCSIターゲットサーバーにチェックを入れて次へをクリック

次へをクリック

インストールをクリック

インストール完了後閉じるをクリック

02．iSCSIターゲット仮想ディスク作成

サーバーマネージャーの左ペインからファイルサービスと記憶域サービスをクリック

iSCSIをクリック

「iSCSI仮想ディスクを作成するには、新しいiSCSI仮想ディスクウィザードを開始してください」をクリック

カスタムパスを入力してくださいに、仮想ディスクの保存先(本手順では、e:\iscsi)を入力して次へをクリック

仮想ディスク名(本手順では、quorum)を入力して次へをクリック

仮想ディスクサイズを指定(本手順では、1GB)して次へをクリック

次へをクリック

iSCSIターゲット名(本手順では、msfc)を入力して次へをクリック

追加をクリック

種類はIPアドレスを選択して、値にiSCSIイニシエータ(本手順の最初の図のmsfc01)となるアドレスを入力してOKをクリック

再度追加をクリック

種類はIPアドレスを選択して、値に2台目のiSCSIイニシエータとなるアドレスを入力してOKをクリック

2台iSCSIイニシエータとなる値が登録されていることを確認して次へをクリック

認証はしないのでそのまま次へをクリック

作成をクリック

閉じるをクリック

タスクをクリックして、新しいiSCSI仮想ディスクをクリック

カスタムパスを入力してくださいに、仮想ディスクの保存先(本手順では、e:\iscsi)を入力して次へをクリック

仮想ディスク名(本手順では、data01)を入力して次へをクリック

仮想ディスクサイズを指定(本手順では、10GB)して次へをクリック

既存のiSCSIターゲットが選択されていることを確認して次へをクリック

作成をクリック

閉じるをクリック

共有ディスクが2つ作成されていることを確認

E:\iscsiフォルダ内に仮想ディスクが作成されていることを確認

ディスクのマウント手順についてはMSFC構築手順の会で載せる予定です。