このページでは[「P5.js 日本語リファレンス」] (https://qiita.com/bit0101/items/91818244dc26c767a0fe) の bezier関数を説明します。
bezier()
説明文
3次ベジェ曲線を描画します。これらの曲線は、 一連のアンカーポイントとコントロールポイントによって定義されます。最初の2つのパラメータは最初のアンカーポイントを指定し, 最後の2つのパラメータは他のアンカーポイントを指定します。これらは, 曲線の最初と最後のポイントになります。中央のパラメータは, 曲線の形状を定義する2つの制御点を指定します。近似的に言えば, コントロールポイントはカーブをその方向に「引き」ます。
ベジエ曲線はフランスの自動車技術者ピエールベジエによって開発され, 緩やかに傾斜した曲線を定義するためにコンピュータグラフィックスで一般的に使用されています。 curve()もご覧ください。
構文
bezier(x1, y1, x2, y2, x3, y3, x4, y4)
bezier(x1, y1, z1, x2, y2, z2, x3, y3, z3, x4, y4, z4)
パラメタ
-
x1
Number:最初のアンカーポイントのx座標 -
y1
Number:最初のアンカーポイントのy座標 -
x2
Number:最初の制御点のx座標 -
y2
Number:最初の制御点のy座標 -
x3
Number:2番目の制御点のx座標 -
y3
Number:2番目の制御点のy座標 -
x4
Number:2番目のアンカーポイントのx座標 -
y4
Number:2番目のアンカーポイントのy座標 -
z1
Number:最初のアンカーポイントのZ座標 -
z2
Number:最初の制御点のz座標 -
z3
Number:2番目の制御点のz座標 -
z4
Number:2番目のアンカーポイントのZ座標
例1
function draw() {
noFill();
stroke(255, 0, 0); // 赤色を指定
line(10, 10, 85, 10); // 上の線を描画
line(15, 80, 90, 80); // 下の線を描画
stroke(0, 0, 0); // 黒色を指定
bezier(85, 10, 10, 10, 90, 90, 15, 80); // 右上から左下に bezier 曲線を描画
}
実行結果
例2
function draw() {
background(0, 0, 0);
noFill();
stroke(255); // 白色を指定
bezier(150, 150, 0, 100, 100, 0, 100, 0, 0, 0, 100, 0); // 下から上に bezier 曲線を描画
}