このページでは[「P5.js 日本語リファレンス」] (https://qiita.com/bit0101/items/91818244dc26c767a0fe) の frameRate関数を説明します。
frameRate()
説明文
毎秒表示するフレーム数を指定します。たとえば、frameRate(30) は1秒あたり30回のリフレッシュを試みます。プロセッサが指定されたレートを維持するのに十分な速度が出ない場合、フレームレートは達成されません。 setup() 内でフレームレートを設定することをお勧めします。デフォルトのフレームレートは、ディスプレイのフレームレート(ここでは「リフレッシュレート」とも呼ばれます)に基づいており、ほとんどのコンピューターでは60フレーム/秒に設定されています。 1秒あたり24フレーム(通常は映画の場合)以上のフレームレートで, スムーズなアニメーションを作成できます。これは setFrameRate(val) と同じです。
引数なしで frameRate() を呼び出すと、現在のフレームレートが返されます。描画関数は値を返す前に少なくとも1回実行する必要があります。これはgetFrameRate() と同じです。
基本型数ではない、または正でない引数で frameRate() を呼び出すと, 現在のフレームレートが返されます。
構文
frameRate(fps)
frameRate()
パラメタ
- fps
Number:1秒ごとに表示されるフレームの数
例
let rectX = 0;
let fr = 30 // FPSを開始する
let clr;
let rectX = 0; // 矩形のx座標
let fr = 30 // frameRate数
let clr;
function setup() {
background(200);
frameRate(fr);
clr = color(255, 0, 0); // 赤色
}
function draw() {
background(200);
// 長方形をx方向に移動します
// frameRate数が小さいほどdeltaTimeは大きくなり、rectXの増加値も大きくなります。
rectX = rectX + 1 *(deltaTime / 50);
if(rectX >= width){
//画面から外れた場合。
if(fr === 30){
clr = color(0, 0, 255); // 青色
fr = 10;
frameRate(fr); // frameRate数を10にします
} else {
clr = color(255, 0, 0); // 赤色
fr = 30;
frameRate(fr); // frameRate数を30にします
}
rectX = 0;
}
fill(clr);
rect(rectX, 40, 20, 20);
}
実行結果
著作権
p5.js was created by Lauren McCarthy and is developed by a community of collaborators, with support from the Processing Foundation and NYU ITP. Identity and graphic design by Jerel Johnson.
ライセンス
Creative Commons(CC BY-NC-SA 4.0) に従います。