先週、AWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルに無事合格しました。
そんなにいい点数ってわけではないですが、まあ合格なのでよし。
2ヶ月間ほどかけてゆったりと勉強し、本番もそれなりに時間に余裕をもって解くことができました。
勉強方法やテストの感想など記載しますので、これからSAP取ろうとしてる方の参考になれば嬉しいです。
著者スペック
どこにでもいる雇われエンジニア。今年4年目。
主にクラウドセキュリティ関連のお仕事担当しています。
AWS上で簡単なインフラ設計は一応経験あります(三層Webアプリ構成程度なので、基礎だけ抑えてるレベル)
好きなサービスはSystem Managerです。
所持IT資格(SAP-02受験前)は下記の通り。
- 情報処理安全確保支援士
- AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA)
SAAがそろそろ有効期限切れそうだったので「せっかくだし上のやつ頑張るか」と思い立ち勉強始めた次第です。
勉強方法
以下の教材使用しました。
- CloudTech(300問) ←ほぼこれ
- AWS公式 試験問題サンプル(10問)
- AWS Skill Builder サンプル問題(20問)
- AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
- Black Belt
頭でも記載しましたが、2ヶ月ほどかけて勉強しました。
1日平均2時間弱くらい。やる気出ない日はしなかったりしたので緩めに進めていきました。
範囲が広い&問題の文章が長いので慣れるまで辛かったです泣
また、なるだけお金を使いたくなかったので公式のサンプルと最低限の費用で頑張りました。
教材それぞれお話していきます。
CloudTech(300問)
サブスクリプション型のAWS学習サービス。
色々プランがありますが、僕は資格勉強のみ可能な4,980円/90日間のやつに登録しました。
クーポン使うともう少しだけ安くできるので、個人ブログとかにクーポンコード記載しているの見つけて使うと良いかもしれないです。
SAPの問題は300問用意されており、模擬試験モードもあるため時間間隔なども養うことができます。
正直ここだけやってても合格できたなってくらいには優秀です。
解説がかなり丁寧なのが特徴で、問題1つ1つにスライドが容易されています。
文章での説明ってどうしてもピンとこないことがあるんですが、図で説明してくれるので頭に入ってきやすかった。
問題の質も高く、本番でも似たようなのが20問ぐらいでました。
それも「読まなくても答えこれでしょ」ってレベルで似てたりするので超おすすめです。
僕はじっくり4周くらい勉強しました。
全問9割以上は正解できる状態になっていれば、テストセンターに予約しちゃっていいと思います。
AWS公式 試験問題サンプル(10問)
公式からサンプルとして10問だけ用意されています。
やっといて損はないです、CloudTechでは無かったような問題もありますので。
2,3周くらいしておくと良いかなと思います。
AWS Skill Builder サンプル問題(20問)
無料で20問テスト形式で解くことができます。
これも公式なのでやっといて損はないでしょう。
僕はテスト2週間前くらいに解いたのですが、CloudTechでは登場しなかったサービスに関する問題など出てきたので普通に難しかったです(TimeStreamやOutpostsなど)。
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
紙で勉強したいなと思い、こちら購入してささっと読みました。
というか、C02に対応している参考書は現時点だとこれだけみたいです…
サービスの暗記や用意されている問題をささっと解きましたが、多分無くても合格できたなといった感じです。
参考書の問題はあくまでも読んだ内容の復習といった感じで、本番の問題とはあまり似てはないです。
とはいえAWSの知見を深めるには結構良いと思うので、「資格だけで満足せず仕事でも利用できるレベルになりたい」といった方は購入お勧めです。
※
話はそれますが、クラウドサービスの学習において紙は相性が悪いのかもしれないと感じました。
理由は新サービスの導入や、旧サービスの廃止など入れ替わりが早すぎるから。
数年前の本とかだと既にベストプラクティスではない設計などの紹介がされていたりする。
なのでそういうのに対応して更新がかけられる、ネットサービスでの学習のが良いんだろうなと感じました。
紙派としては悲しいお話ですが…
Black Belt
Amazonさんがサービスについて解説してくれるオンラインセミナー。
スライドだけまだ残ってたりするので、理解しきれていないサービスなどを更に勉強する場合に有用です。
僕はCodeファミリー関連が苦手だったのでそこら辺でお世話になりました。
「CodeBuild BlackBelt」みたいな感じでググったら上の方に出てきます。
勉強の進め方
サービスの概要を覚えるとかせずにひたすらに問題を解いてください。
最初は間違えまくりますが繰り返していけば余裕で解けるようになるので。
- CloudTech, 公式サンプルをひたすら解く
- 解説で分からない部分を参考書やBlackBeltを使って理解を深める
これだけやっていれば合格はできると思います。
一番大事だと思うのは長文への免疫をつけること。
僕は最初拒絶反応がでて、問題を読むと眠気に襲われていました。
ですが人間は慣れる生き物ですので、抵抗がなくなるまでひたすら解いてください。
試験本番の流れと感想
3時間で75問を解いていきます。
1問に2,3分を目処に解いていき、難しそうであればそれっぽい回答にチェックだけして「後で見直す」ボタンを押してすぐ次にいってください。
また、集中力が途中から切れてきますので、僕は25問区切りで5分くらい目を瞑って休憩を取っていました。
それでも疲れて後半は解くスピード落ちてる感覚しましたけどね。
文章に違和感があるとかは特に感じませんでした。AWSも日本語翻訳に力を入れてくれているのかな…?
とはいえUIは古く、パソコンの画面いっぱいに文字が表示されるので慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。
僕は全て解き終わるのに2時間、見直しに30分かけて、残り30分残っていましたがそれなりに自信があったので早めに切り上げました。
しっかり寝てから挑むほうが良いと思うので、お昼から受験しました。
テストセンターはすぐ埋まりがちなので、早めの予約をオススメしておきます。
受ける前にトイレも行っておきましょう。
15時半にテスト終了、20時ごろにはおめでとうメールが届いていました。
勉強めんどうでしたが、知らないサービスなどの理解を深めることができたので受けて良かったです。
また3年後、有効期限ギリギリで受けようかなと思います。