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Microsoft Ignite関連のAzureリリース情報ピックアップ

Last updated at Posted at 2022-10-15

概要

先日のMicrosoft Ignite関連で発表されたAzureのリリース情報について、検証ネタとして気になるものをピックアップしました。
データ分析系、AKSといったトレンド周りのアップデートは普段利用していないためチェックしきれていませんが、Igniteのセッションでもやはりメインになっていた様子。

また、Azure Stack HCIやAVS等のHybrid関連でも面白いリリース情報が出ていましたが、そちらは別途まとめていこうと思います。

VM関連


[GA] Azure VMのWindows Admin Center管理

  • AzureポータルからWACでVM管理ができる機能
  • 対象OSはWindows Server 2016以降
  • 使い方
    • Windows Admin Center拡張機能をVMにインストールする必要があり、インストールのためにWindows Admin CenterとAzure ADのサービスタグへの送信許可が必要になる
      インストール時のチェック1つで以下のNSGルールが自動適用
      f818c144b66cc3afe7cbf0caba1e2d30311d969dadde056de7db569c2e1224be.png

    • Windows Admin Center Administrator Loginロールをユーザーに適用する
      ※Data Actionが必要なため、所有者ロールを持っていても権限不足になるため注意
      960135283eeaf862f58a3d9651c5a70dad44dbbf749c4125e2d032d55b89bb4f.png

    • WAC接続のためには特定ポートでのTCP接続許可が必要(ソースIPは絞れない?)

  • 接続イメージ
    30a0519efc211648d9efb8632648ef42bd7c372cd60962206cb9b05619e1d3d7.png

[GA] WindowsクライアントOSへのAzure Monitorエージェント対応

  • Sentinelとの連携等が可能になるが、具体的なユースケースはちょっと浮かばない

ネットワーク関連


[GA] Azure DNS Private Resolver

  • 5月頃からパブリックプレビューで提供されていた機能のGA情報
  • オンプレからAzure上の名前解決をする際に自分でVMを立てずともマネージドでDNSフォワーダーを提供してくれる便利機能、Azure⇒オンプレの逆方向の名前解決も可能
  • 提供リージョンに東日本あり

[Preview] DDoS ProtectionのIPアドレス単位での利用

  • これまでVNet単位で提供されていたDDoS Protectionの範囲限定版
  • VNet単位の価格が2,944ドル/月(最大100IP)、IP単位が199ドル/月と嬉しい選択肢

プライベートエンドポイント関連


以下はプライベートエンドポイント関連のGA情報
プロジェクトの規約でNIC名称を指定したい、IPも任意に固定したいことはよくあるケースなので嬉しい機能
※正直今までプレビューであることに気づかず使っていましたが・・・

[GA] プライベートエンドポイントで任意のIPアドレスを指定

[GA] プライベートエンドポイントのNIC名の指定

バックアップ関連


[Preview] Azure Backupの不変設定

  • Recovery Serviceコンテナとバックアップコンテナを対象にバックアップデータの削除操作や保存期間の短縮をできないようにする機能
  • 「削除できないようにする機能」と「『削除できないようにする機能』を無効にできないようにする機能」の2段階で設定が可能で、後者は不可逆的な設定
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