連休明けの朝の悲劇
11月の三連休が終わり、朝出勤してきたら、Macから「アップデートがあるから再起動してねん」とのメッセージ。始業まで時間もあるし、ゆっくりコーヒーでも飲みながら待つかとアップデートをかけ待つこと20分(なんかいつもより長い)。とりあえず起動してきたMacと開きっぱなしだったからそのまま表示されたXcode。さて、先週の続きを、とファイルを開こうとした瞬間に悲劇が起きました。
"The file hoge.m couldn’t be opened because you don’t have permission to view it”
は?なんのこと?先週まで作業してたじゃん。とか思いながら、Finderでパーミッションを確認する。「読み書き」になってる。gitlabからクローンしてある他のプロジェクトのファイルも全部開けない。そんな時は、qiitaとstack overflowだ! と検索。
ファイルのリンクが切れてるわけでも、ビルドフォルダがおかしいわけでもありませんでした。えーー??
他のプロジェクトを開いてみる
試しに、gitで管理してるプロジェクト以外を開いてみる。あれ?普通に開ける。ん??
Xcode command line tools のインストールに失敗
今のプロジェクトで使っているXcode 10.3ではなく、iOS13向けプロジェクトにだけ使っているXcode11で試してみようと起動すると、なぜか入れてるはずのCommand Line toolsのインストールを求められる。「オッケー」と気軽にInstallボタンを押したものの、なぜかインストールにも失敗する。はぁ??
Xcode 11.2 にアップデートしてみる
11.2の正式版が出てたのでとりあえずアップデートをかけてみる。が、長い。そしてなぜかダウンロード失敗する。。。
Xcode 10.3に戻り、もう一度プロジェクトを開いてみる。すると!
「XcodeにDocumetnsフォルダへのアクセスを許可しますか?」のメッセージが!!
プロジェクト関連はDocumentsの下にgitフォルダを掘って管理していたのですが、OSアップデート時にXcodeのアクセス許可が外れていたのです。で、なぜか初回聞かれなかったと。
結論
"The file hoge.m couldn’t be opened because you don’t have permission to view it” が表示されたら、「システム環境設定->セキュリティとプライバシー」の「ファイルとフォルダ」を確認してみましょう。Xcodeのフォルダへのアクセス権が外れていたら、そのフォルダにあるプロジェクトを開き直してあげましょう。
macOS Catalinaから「書類」「デスクトップ」「ダウンロード」などへのアプリのアクセスが必ず尋ねられるようになったので、注意しましょうね。