最近、MicrosoftのAzureをいじる機会があったので、VMを使っていくつかのOSでSingularityのインストールをしてみました。
ちなみにSingularityとは、Dockerの親戚みたいなコンテナ型の仮想化環境を提供するツールです。
Dockerとの違いは使ってみた感じこんな感じ。
- ほとんどのコマンドに管理者権限がいらない
- デーモンプロセスでコンテナを管理しない
- コンテナイメージはファイルで管理する。
- コンテナをrunする時など、デフォルトでホームディレクトリとtmpディレクトリがマウントされる
さて、本題というか結論。
以下のコマンドを実行するとsingularity
コマンドが使えるようになります。
Ubuntu Server 16.04 LTS & 17.10 & Debian 8 "Jessie"
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
sudo apt install -y git automake libtool make squashfs-tools libarchive-dev
git clone https://github.com/singularityware/singularity.git
cd singularity
./autogen.sh
./configure --prefix=/usr/local
make
sudo make install
CentOS-based 7.4 & 6.9
sudo yum update
sudo yum -y upgrade
sudo yum install -y git automake autoconf libtool squashfs-tools libarchive-devel
git clone https://github.com/singularityware/singularity.git
cd singularity
./autogen.sh
./configure --prefix=/usr/local
make
sudo make install