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[Autonomous Database]データベース・アクション(DBユーザでログイン)

Last updated at Posted at 2022-03-23

はじめに

Autonomous Database(ADB)関連のパフォーマンス監視ツールには次のようなものがあります。
今回は、ADBに組み込まれている DB ActionsにADMINユーザー以外のDBユーザでログインしてみます。
手順はこちらのマニュアルを参照しています。
参考:データベース・ユーザーへのデータベース・アクション・アクセスの提供

監視 ツール 備考
単体インスタンス メトリック
単体インスタンス パフォーマンス・ハブ(DB Actions) パフォーマンス・ハブを使用できるのはADMINユーザのみ。
プライベート・エンドポイント・アクセスのADBの場合はDB Actionsにアクセスするには、VCNのコンピュートインスタンスからとなる。
単体インスタンス サービス・コンソール
複数インスタンス Database Management
複数インスタンス Enterprise Manager for ADB(※EM 13.4.0.4以降)
複数インスタンス Oracle Management Cloud(OMC)

手順

1)テストユーザの作成

ADBの「データベース・アクション」をクリック
1.png

DB ActionにADMINユーザでログインしていることがわかります。
管理 → データベース・ユーザーをクリック。
2.png

DB Action「データベース・ユーザー」画面でユーザーの作成をクリックし、テスト用のDBユーザーを作成します
3.png

今回は次のようなテスト用のDBユーザーを作成しました。
このとき、Webアクセスを有効にします(REST対応を有効化)

テスト用のDBユーザー名 パスワード Webアクセス
ADB_CHECK Welcome#1Welcome#1 有効

4.png

Webアクセスを有効化すると次のロールが自動付与されます。

ロール ロール内の権限
CONNECT CREATE SESSION、SET CONTAINER
RESOUCE CREATE CLUSTER、CREATE INDEXTYPE、CREATE OPERATOR、CREATE PROCEDURE、CREATE SEQUENCE、CREATE TABLE、CREATE TRIGGER、CREATE TYPE、CREATE SESSION

5.png

6.png

その他、必要となるロールを付与してユーザを作成しますが、今回はDB Actionsへのログインを確認したいので、上記2つのロールのままユーザを作成します。

※補足
ちなみに、RESOURCEロール or CONNECTロールの付与を取り消すと次のような警告メッセージが表示されます。

Webアクセスを有効にするには次のロールがありません:RESOURCE

2)DB Actionsにアクセス

テスト用ユーザのところにある、新しいタブで開くアイコンをクリックします。
※ DB ActionsのURLもコピーできます
7.png

DB Actionsのログイン画面から、テスト用DBユーザ名/パスワードを入力しサインインします
8.png

テスト用のDBユーザでDB Actionsにログインしたことがわかります。
9.png

3) DB Acitonsを眺めてみる

  • テスト用DBユーザでログインした場合のDB Actionsのホーム画面では、ADMINユーザのときに表示されていた項目がいくつかありません。
    • 開発
      • APEX
    • データ・ツール
      • データ・ロード
      • カタログ
      • データ・インサイト
      • データ分析
    • 管理
      • APEXワークスペース
    • モニタリング
      • パフォーマンス・ハブ → 「リアルタイムSQLモニター」に変わっている
      • リアルタイムSQLモニターにはサービス・コンソールからもアクセス可能

11.png

ADMINユーザでログインしたホーム画面はこちら
現状、ADMINユーザのみでしかパフォーマンス・ハブをみることはできません

12.png

「データベース・ユーザ」を見ると、ADB内のユーザを確認できます
10.png

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