この記事について
FPGA前々から始めたいと思っていたところ、先日オークションサイトで開発ボードを安く手に入れることができたので、自分のメモ代わりにやったことをまとめることにした。
開発環境
- 開発用PC : Windows 10 64-bit
- Vivado 2020.2
- Xilinx Vitis 2020.2
- ターゲットボード : ZYBO (旧ZYBO)
Vivadoのインストール
ツールのダウンロード
Xilinxのサイト (https://japan.xilinx.com/support/download.html) から開発ツール (ivado Design Suite) をダウンロードする。ウェブインストーラとイメージ全部入り (43GB) があるがウェブインストーラは安定しないことがあるので、ダウンロードに時間はかかってもイメージ全部入りを選択。
途中会社名や住所等を入力するので正直に登録する。職務内容は今回は "Hardware Enthusiast/Pro-Hobbyist" を選択した。
tar.gzファイルなので7-zip等で解凍する。解凍後のファイルももちろん巨大なので、空き容量に注意する。元のファイルを適宜削除しながら解凍すると良い。
インストール
フォルダを開き、xsetup.exeファイルを開く。
インストーラが起動する。起動まで少し時間がかかる。
Vitisを選択してNext。
ここは特に何もいじらずにNext。
全部チェックしてNext。
標準ではC:\Xilinx
にフォルダが作成されインストールされる。
非常に空き容量が必要なので "Disk Space Required" をよく確認しておくこと。
(このバージョンでは95.56GB)
問題なければNext。
これまでの設定の確認画面。問題なければInstall。
インストールが完了するとアイコンが作成される。
Vivadoを起動する
Vivadoのアイコンをクリックすると、下記のような画面が開く。
ZYBOボードファイルの取得
標準のインストール状態ではZYBOボード固有の接続情報(ボードファイル)が入っていないので、別にダウンロードする必要がある。
標準のインストール先だと、ボードファイルはC:\Xilinx\Vivado\2017.4\data\boards\board_files
に保存されている。
ZYBOのボードファイルをDigilentのGitHub (https://github.com/Digilent/vivado-boards/archive/master.zip) からダウンロードする。
解凍してnew
フォルダにあるboard_files
フォルダの中身をコピーし、先ほどの場所に保存する。
これでVivado上でZYBOボードを使った開発ができるようになる。
参考
下記のページが大変参考になった。
https://qiita.com/iwatake2222/items/966f252f6ca954aff08b
おわりに
この記事はFPGAもZYBOも初心者の自分が色々調べながらメモ代わりに書いております。現状では動作することは確認できておりますが、間違いがあったり、後から記事を修正する場合があります。ご容赦ください。
もしも間違っている内容等ありますが、ぜひご指摘ください。