この記事は株式会社TRAILBLAZER Advent Calendar 2024 の20日目の記事です。

こんにちは。TRAILBLAZERのソリューション事業部の @big_noble といいます。
株式会社TRAILBLAZER Advent Calendar 2024 4日目の記事の記事に続けて担当します。

8月からバックエンドエンジニアとしてJOINしまして、もう直ぐ5ヶ月が経とうとしています。
インフラ・SREを担当するチームにアサインされ、どうなることかと戦々恐々としておりましたが、周りの皆さんにフォローいただきながら、少しずつ、着実にキャッチアップすることができて、密度濃い日々を過ごしています。

さて、今回は私が所属するソリューション事業部でエンゲージメントカードを使った取り組みが好評だったので、その概要と、使った感想やどういった恩恵を得られるのか、について書きたいと思います。

エンゲージメントカードとは

株式会社トリプルバリューから販売されているカードで、概要を引用させていただくと以下のようなものになります。

エンゲージメントカードは「自分らしさ」と「チームらしさ」を発見できる価値観カードです。1セット88枚、全て異なる価値観単語が書かれているカードを用いて、何処でも誰でも手軽に始められるカードゲームです。
自己理解やチームとの相互理解を深めるための対話をゲーム感覚で楽しめる設計になっており、心理的安全性を高めてチームワークを強くしていくツールの一つに活用できます。

エンゲージメントカードとは

カードゲームで楽しく、お互いの価値観について理解を深めるためのツールなんだね！
というくらいの理解で、まずは試してみようということになりました。

なぜやろうとしたのか（もう少し経緯も踏まえて）

TRAILBLAZERはまだ設立1年弱の会社で、私が所属するソリューション事業部に関していえば2024年7月から毎月3~4名がJOINし、10月時点で13名になった組織でした。

メンバーが急速に増えてチームらしくなってきたこのタイミングで、事業部として会社MVV（ミッション・ビジョン・バリュー）の目線合わせやチーム内交流・チームビルディングの一環として、10月末に事業部合宿を開催したわけであります。

その際、まずはオリエンテーション的な催しとしてエンゲージメントカードをやることにしました。やってみた結果、想像より面白かった！有意義な取り組みだった！と好評だったので、詳しく後述します。

やってみた

いざ、実施

エンゲージメントカードにはいくつか使い方がありますが、今回は【個人の価値観の共有】のルールに沿って、３〜４人のチームに分かれて実施しました。

公式のルールに則り、以下のように実施しました。

88枚のカードをシャッフルして、一人7枚になるように配る
山札、または捨てられたカード¹から1枚引く
自分の価値観と合わないカードを捨てる
山札がなくなるまで 2. 3. を繰り返す

やってみたときの写真

価値観カードはいずれも捨てがたい価値観ばかりで、中には【愛】や【家族】など、捨てたら人間性を疑われそうなカードもありますw
残したカードと捨てたカードは全員が見ているので「〇〇さんが【責任感】を捨てたーー！」などの野次(?)も入ったりしながら、毎ターン盛り上がっていました。

最終的に、自分が最も大切にしている価値観７枚を残すため、皆さん苦悶の表情を浮かべながら取捨選択しつつ、和気あいあいと実施できたことがとても印象的でした。

参考1

以下は私の結果です。

私の場合は、【冒険】や【挑戦】といった前衛的な価値観を大事にしつつ、周りとの【調和】や【共感】をもって気持ちよく仕事ができる環境を目指したいという価値観が滲み出ているなと思います。

決して【努力】や【組織】などを蔑ろにしているわけではありませんよ！ということは念押しさせてください。

もう一つ参考に

我らが事業部長の結果です。

【知性】や【ロジック・論理】を武器に、組織内外へ【貢献】するため【コミットメント】していくという価値観は、まさに事業部長の鏡！とでも言うべきでしょうか。
あと【富・財産】は、なんやかんや大事って話しも妙に納得感がありましたw

決して【責任感】や【共感】などを蔑ろにしているわけではないよ！ということは念押しさせてください。（大事なことなので改めて）

感想、やってよかったこと

メンバーの共通項に多かったものとして、【挑戦】【変化】【冒険】といったチャレンジ精神溢れるものや、【遊び心】【創造性・ワクワク】といった面白いと思える仕事がしたい！という意向を感じました。
もちろん全員がそうというわけではなく、そうである必要もないと思います。

こういった機会が無ければ、各人がどういう価値観を大事にして日々過ごしているか、を会話することは中々ないと思います。カジュアルに楽しみながら相互理解の場となり非常に有意義な時間でした。

今回の取り組みのような積み重ねが、信頼関係や心理的安全性の確保にも繋がるのだという実感を肌身で感じられたことは、想像以上に大きな収穫だっだのではないでしょうか。

今後やってみたいこと

今回、公式HowToの【A】個人の価値観の共有を実施しましたが、他の用途でも使ってみたいと考えています。

【B】チームの価値観の創造
【C】他者から見た自分を知る
【D】1on1や採用面接の場面で活用する

もう少し月日を重ねてメンバー同士の理解が進んだら「他者から見た自分」いわゆる他己分析にも活用してみたいですし、特に、上長との1on1で定期的に行ってみて、変わったことや変わらないことを話し合うのもとても有用ではないかと思います。

エンゲージメントカードは、オンライン版もあるとのことなので、この記事を見て興味を持っていただいた方はぜひオンライン版も検討してみてください。

さいごに

エンゲージメントカードを使った取り組みについて記載させていただきました。
より良い組織・チームを作っていくために、今後も様々なアイデアを取り入れ施策として実行していければと思います。
こういった組織醸成やチームづくりに興味が湧いたよって方は、ぜひ下記もチェックしてみてください。

他の人が捨てたカードから引いても良いことを後から知ったため、今回は山札からしか引いていません ↩