構成設定
Ibexa DXP の設定は、いくつかの目的別の設定ファイルを使って提供されます。これらのファイルには、コンテンツリポジトリの選択からサイトアクセス、言語設定まで、あらゆるものが含まれています。
設定ファイルのフォーマット
推奨される設定フォーマットは YAML です。これはカーネルでデフォルトで使用されています (そしてドキュメント中の例でも使用されています)。しかし XML や PHP の形式を設定に使うこともできます。
設定ファイル
設定ファイルは config
フォルダに格納されます。設定はパッケージごとに config/packages
フォルダに、経路はパッケージごとに config/routes
に定義されています。
config/packages/ibexa.yaml
には基本的な設定項目が含まれています。特に、サイトアクセスの情報やコンテンツビューの設定などが格納されています。
その他の設定は、 config/packages/ibexa_admin_ui.yaml
や config/packages/ibexa_cache.yaml
などの各ファイルで提供されます。
環境ごとにフォルダを分けて、環境固有の設定を行うことができます。これらのファイルは追加の設定を含み、他のケースで適用される一般的な (環境固有ではない) 設定を指します。
ヒント
Symfony で設定がどのように扱われるかについては詳しくはこちらをご覧ください。
設定のハンドリング
Ibexa DXP での基本的な設定の取り扱いは、 Symfony で一般的に可能なものと同様です。設定ファイルの中でキーと値のペアを定義することができます。
内部的に、また慣習的に、キーはドット構文に従い、異なるセグメントは設定階層に従います。キーは通常、アプリケーションに対応する名前空間がプレフィックスとしてつきます。配列やディープハッシュなど、あらゆる種類の値を使用することができます。
エンドユーザー(またはエンドデベロッパー)に公開されることを意図した設定の場合、通常、セマンティック設定も実装するのがよいでしょう。
サイトアクセスを意識したセマンティック設定も実装できることに注意してください。
例えば:
parameters:
myapp.parameter.name: someValue
myapp.boolean.param: true
myapp.some.hash:
foo: bar
an_array: [apple, banana, pear]
// Usage inside a controller
$myParameter = $this->container->getParameter( 'myapp.parameter.name' );
構成設定
具体的な構成設定については、以下を参照してください。
- 管理画面設定
- リポジトリ設定
- コンテンツビュー
- マルチサイト設定
- 画像バリエーション
- ロギングとデバッグ
- 認証
- セッション
- 永続キャッシュ