はじめに
はじめまして!入社2年目のSIer勤務のひよっこインフラエンジニアです!
2024年度ももうすぐ終わりが近づいていますね。
私はもうすぐ3年目になるということで、配属後はちんぷんかんぷんだったPJチームの会話が、ある程度理解できるようになってきたところです。
そんな私がこの1年間で読んで、これは勉強になった!と思う書籍を紹介します!(いわゆる名著はできるだけ避けて、個人的に特に良いと感じた書籍を取り上げます)
インフラエンジニア1年目の方、あるいはもうすぐインフラエンジニアとして新社会人になる方の参考になれば幸いです!
⚠️クラウドに関する書籍は1冊のみです!
個人的な印象ですが、頻繁にアップデートが入ることや、手元で試すときにできるだけ最新情報が欲しいことからクラウドに限ってはUdemyの方がおすすめと感じています。
おすすめ書籍(技術系)
3分間基礎講座シリーズ
こちらのHPにて紹介されていたネットワーク系統の知識を書籍としてまとめたものになります。
個人的にはこの書籍シリーズが今年度のMVPだと思っています!
インフラエンジニアにとってネットワークの知識が重要ということはよく言われているかと思います。とは言っても技術書をただ読むだけでは暗記になる感が否めなく、個人的に苦手でした。
この書籍は元のHPを踏襲したイラスト豊富な会話形式で、もしこうしたらこうなるからダメ、ここの知識は以前紹介したこの要素と絡んでいるなどと、ネットワークに馴染みのない私でもかなりわかりやすかったです!!
おすすめ度:★★★★★
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
タイトルの通り、サーバーシステムを設計する際に考慮すべき点をまとめた書籍になります。
この本の良いところは、実務に沿った内容かつそこで使われているネットワーク技術が丁寧に解説されている点です。
このケースにはこの構成、そこで使われている技術は、、、と言ったような形でスムーズに学習することができます!
この本を購入したのは2年目の頭でした。ネットワーク図も実務に慣れてきた今ではサッと読めますが、当時の私としてはちょっとレベルが高いかもと感じました。
しかし、前述の3分間シリーズからステップアップしたいならおすすめだと思います!
おすすめ度:★★★★☆
Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築
ネットワークを学習したのはいいものの、自分が触れる環境で実践してみたいと思い、後述のUdemy講座と併用で購入しました!
クラウド上であれば簡単に実践できるので、前述の書籍で溜まった知識(IPアドレスやサブネットなど)が活用でき、個人的には面白かったです。
内容もインフラエンジニアの初心者にとっつきやすいの内容になっていますし、何より自分で環境を構築して進めて行く感じがとても楽しかったです!
おすすめ度:★★★★★
ちなみに冒頭の方で、クラウドに限ってはUdemyがおすすめと記載しましたが、この書籍と代用して下記の講座1つでも良いと思います!実画面や豊富なスライド、注意点が丁寧に紹介され、初めてAWSを触る身でしたが問題なくハンズオンができました!
おすすめ書籍(技術系以外)
「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック
タイトルで惹かれた人が自分以外にもいるんじゃないかな〜と思っています笑
社会人になり、上記に紹介させていただいた書籍を読む中で気になったのは書籍の読み方でした。
というのも、書籍によっては私のようは駆け出しエンジニアを対象にしたものもあれば、10年以上働かれているベテランの方を対象にしている書籍もあるかと思います。
内心、早くステップアップしたいと思い、今の自分よりも明らかにレベルが高い本を身につけるのにはどうしたらいいかと思い、この書籍を購入しました。
タイトルには「読書術」とありますが、本の読み方以外にも本の選び方やアウトプットの仕方など、一通りの方法が記載されています。
正直この書籍に2年目の段階で読むことができて良かったと感じています!
おすすめ度:★★★★★
世界一流エンジニアの思考法
ITエンジニア本大賞2025にて特別賞を受賞したので、ひょっとしたらすでにご存知の方もいるかと思います。
世界一流のIT企業で働いている方がどのように過ごされているかってすっごく気になりませんか?
この本の著者はなんとアメリカのマイクロソフトのシニアエンジニアの方です!
1日の限られた労働時間の中で、どれだけ生産性を上げるために何をしているのかをマインドセット・記憶術・コミュニケーションなどのカットから記載されており、非常に参考になりました!
忘れた頃に定期的に読み返そう、と思うくらいにはとても良い本でした!
おすすめ度:★★★★★
解像度を上げる
業務を行ううち、技術面にせよビジネス面にせよ、思うようにいかず詰まることもあるかと思います。
私の場合、とりあえず思い浮かんだ解決策を試してみるが時間がかかってしまい上司から進捗を気にされてしまうことがしばしばありました。
その時に上司から、起こっている事象に対しての理解度・解像度を上げた方がいいかもしれないとアドバイスいただいたことがこの本を手に取るきっかけでした。
この本の良かったところは、ビジネス本でありながら業務以外に日常にも転用できる点です。
タイトルの通り、曖昧な思考になっているところから「深さ」「広さ」「構造」「時間」の4つの視点から物事を考え、解像度を高めることができると思います。
おすすめ度:★★★★☆
終わりに
以上、私が2年目で読んで良かった書籍を紹介させていただきました。
私個人としてはとても苦労した一年だったので、こちらで紹介した書籍が今後インフラエンジニアとして活躍されて行く方にとって役に立つものであればなと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました!