困ったシーン
コミットコメントのルールはプロジェクトや会社に応じて様々なものがあると思います。
複数の異なるルールで運営されているリポジトリをいったりきたりしているとき、
いざコミットする段階になって、「あれ、ここでは日本語だっけ、英語だっけ...」と時々混乱してしまいます。
こういう時のためには、コミットテンプレートを活用すると便利です。
参考
設定方法
まず、テンプレートとなるtxtファイルを準備する必要があります。
もしチーム内で合意が取れている場合はtxtファイル自体をgit管理に含めても良いと思いますが、
自分の場合は個人的オレオレルールもあったりするので、自分のローカルに適当に置いています。
$ mkdir ~/gitmessages
$ vi ~/gitmessages/.template.txt
~/gitmessages/.template.txt
# Please write in English!
作った設定ファイルをgitに設定します。
$ cd /move/to/project/dir
$ git config commit.template ~/gitmessages/.template1.txt
すると、コミットコメント記入時にテンプレートの内容が反映されます。
テンプレートの1行目をあえて空けておいて、
2行目の先頭に # 何か文章
と書くと、記入のためのヘルプメッセージとして扱うことができます。
(このテクニックは @norifumi さんにアドバイスいただきました。ありがとうございます!)
こんな感じに使ったりも便利です。
~/gitmessages/.template2.txt
【番号】
# 【番号】にはチケット番号を記入してください。
# ... (他にも重要なルールなどを書いたり) ...