はじめに
LPIC Lv1-101
プロセスの実行優先度の変更について
ハードリンクとシンボリックリンクについて
についてまとめてみた
最終更新日
2022年08月19日
環境の情報
OS
Ubuntu20.04
注意
最新の状態を確認して下さい。
公式さま
参考さま
Ping-t
https://mondai.ping-t.com
プロセスの実行優先度の変更について
nice値
ナイス値。
プロセスの優先度のこと。
プロセスは、通常nice値0で動く。
nice
コマンド。
nice値を指定して、コマンドを実行する。
top
ps
コマンド。
プロセスのnice値を表示する。
nice値のデフォルト
0
nice値を省略して実行した時のnice値
10
nice値の数値の幅
「-20」から「19」まで。
優先度
nice値が低いプロセスほど、優先度が高くなる。
優先度の高いプロセスには、CPUを使う時間が多く割り当てられる。
renice
コマンド。
すでに起動しているプロセスのnice値を変更する。
PID
プロセスID
process ID
識別子。
オペレーティング(OS)が、
今動いているプロセスを識別するために、割り当てる。
-p
PIDを指定するオプション
PIDのプロセスのnice値を変える。
ハードリンクとシンボリックリンクについて
ln
コマンド。
リンクを作る。
ln -s
-sはオプション。
シンボリックリンクを作る。
ハードリンク
ファイルの実体を、直接参照するリンクのこと。
ディレクトリのハードリンクは、作ることが出来ない。
シンボリックリンク
元のファイルの場所を指し示すリンクのこと。
inode番号
inode number
アイノード番号。
ファイルやディレクトリの属性情報が書いてあるデータ(inode)に割り当てられる番号。
inode番号は、ファイルシステム毎に別々に管理される為、異なるファイルシステムへハードリンクを作ることが出来ない。同じinode番号でもそれぞれのファイルシステムで違う実体を指すため。
ls -i
-iは、オプション。
inode番号を確認するため。
>>
演算子。
ファイルに追記するため。