概要
MongoDB Cloud Managerにて現状使用されている
- Monitoring Agent
- Automation Agent
- Backup Agent
の機能を統合した、**"MongoDB Agent"**が出るとのアナウンスが有ったので簡単にまとめる
本家のアナウンス(FAQ)はこちら
抄訳
4月中旬から5月にかけて、今までそれぞれ分かれていた
- Monitoring Agent
- Automation Agent
- Backup Agent
の機能を統合した、MongoDB Agentが出る
リリースされ次第、いつも通りCloud ManagerのUIから更新が促される
MongoDB Agentに更新しない選択肢もあり、最終版を使用し続けることもできるが、
bug fixと機能追加は今後リリースされない
更新の際は、プロジェクト内のすべてのクラスタを更新する必要がある
そのタイミングからフローが変わり、Cloud ManagerのUIも少し変わる
Cloud Manager APIは、MongoDB Agentをサポートする
そして、API経由でのMongoDB Agentへの更新も可能
MongoDB Agentのインストーラーは新しい名前にならず、
"mms-automation"のままになる
Automation Agentの認証にPEMキーファイルとパスワードを使っている場合は、更新後も設定は保持される
Cloud Managerの"Security > Authentication & TLS/SSL"にて設定を行っていた場合は同様に、現状のPEMキーファイルとパスワードがMongoDB Agentでも使用される
Monitoring AgentおよびBackup Agentにて設定されていたPEMキーファイルとパスワードは、MongoDB Agentページの新しいカスタム構成セクションにエクスポートされ、
この値を上記と同様にCloud Managerの"Security > Authentication & TLS/SSL"に上書きするかどうか、警告が表示される
Monitoring Agentだけ使用しているパターンでは、
更新後、プロジェクトに必要なカスタム監視設定オプションを入力できる
Backup Agentだけを使用しているパターンでも同様に、Monitoring and Backup設定オプションを入力が可能
今まで分かれていたそれぞれのagent実行ユーザ
(mms-automation, mms-monitoring-agent, mms-backup-agent)は、
1つ(mms-automation)に統合される
古いMMSユーザーを他の目的で使用している場合に備えて、更新のタイミングでそれらが削除されることは無いが、
更新時にCloud Managerはそれらのロックを解除するため、消すことが可能になる