#はじめに
2020年1月30日時点での作業記録となります。
自分が必要だと思う機能しかインストールしてません。
ご自身の環境に合わせて読みかえて下さい。
#WordPressの動作要件
作業前にこちらで確認しましょう。
WordPressを入手
PHP バージョン7.3以上、MySQL バージョン5.6または MariaDB バージョン10.1以上のサーバーを推奨しています。また、WordPress を実行するための最も堅牢な選択肢として Apache または Nginx を推奨しますが、いずれも必須ではありません。
この記事を書いてる時点でPHPをバージョン指定せずにインストールすると7.3ではなく7.2が入り動作要件から外れるので注意しときましょう。
#インストール
以下の順序でインストールしていきます。
- Webサーバのインストール
- PHPのインストール
- DB(MariaDB)のインストール
- WordPressのインストール
#1. Webサーバのインストール
動作要件には「いずれも必須ではありません。」の記載がありますが、今回はApache2をインストールします。
# apt install apache2
#2. PHPのインストール
動作要件に従ってバージョン指定を行ってインストールします…がPHPのバージョン7.3はそのままだとインストールできないので以下の作業を事前に行います。
# apt install software-properties-common
# apt-add-repository ppa:ondrej/php
# apt update
ここまで準備終わったらPHPのインストールとなります。
# apt install php7.3 php7.3-mysql
インストール時にphp7.3-mysqlは明示しないと後で面倒なことになるのでお忘れなく
インストール後のバージョン確認はこんな感じ。
# php --version
PHP 7.3.14-1+ubuntu18.04.1+deb.sury.org+1 (cli) (built: Jan 23 2020 13:59:16) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.14, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.3.14-1+ubuntu18.04.1+deb.sury.org+1, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
#3. DB(MariaDB)のインストール
動作要件に従ってバージョン指定を行ってインストールします。
# apt install mariadb-server
インストール後のバージョン確認はこんな感じ。
# mysql -v
Welcome to the MariaDB monitor. Commands end with ; or \g.
Your MariaDB connection id is 49
Server version: 10.1.43-MariaDB-0ubuntu0.18.04.1 Ubuntu 18.04
Copyright (c) 2000, 2018, Oracle, MariaDB Corporation Ab and others.
MySQL同様お作法的に以下のコマンド実施。
# service mysql start
# mysql_secure_installation
これでWordPressインストールの下ごしらえ完了。
#4. WordPressのインストール
DocumentRootにファイルをダウンロードしてごにょごにょするだけの簡単なお仕事です。
# cd /var/www/html
# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
# tar -xzvf latest-ja.tar.gz
パーミッションは適宜環境に合わせて調整してください。
この後WordPress用のDB作成、ユーザーアカウントを作成しておくこと。
最後に
http://自身の環境/wordpress/wp-admin/install.php
にブラウザでアクセスし諸々画面に従えばおけ。
以上