14
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【Mac】選択領域の文字数をカウントする

Last updated at Posted at 2022-03-08

要約

MacやiPhoneに標準搭載されている純正のメモアプリは文字数カウント機能がないため、大変不便を感じていた。そこで、ショートカット機能を用いて選択領域の文字数を即座に出力できるアクションを作成した。

純正メモアプリ

Appleは標準アプリとしてメモアプリをMacやiPhoneにプリインストールしている。
iCloudを利用したデバイス間でのデータ共有やカメラスキャンによる書類の管理ができる。
そのため、料理のレシピやクレジットカードの情報の保存など、私は大変重宝している。

就活でもお世話になってます

執筆時は2023年3月、私は就職活動を始めた。
エントリーをしてはエントリーシートの質問事項をコピーしてメモ帳に貼る、期限までに埋めて提出する。。。これをひたすら繰り返す。

こういったエントリーシートの情報や説明会で聞いたことは、全てApple純正のメモアプリに保存している。

理由として、

  1. フォルダでの管理に対応
  2. デバイス間での共有が可能
  3. 写真やPDFを保存可能

が挙げられる。

文字数が数えられない

エントリーシートの各項目には文字数制限が設けられている。そのため、逐次字数を確認しなければならない。
Microsoft OfficeのWordなどには選択領域の文字数をカウントしてくれる機能がある。
しかし不幸なことに、Apple純正のメモアプリには文字数カウント機能がついていない。 なぜ、、、
そのため、下書き段階では別のテキストエディタアプリで編集・文字数カウントを行わなければならず大変不便を被っている。

カウントできるよ、ショートカットアプリならね。

そんな悩みもショートカットアプリなら簡単に解決してくれる。
これまでiPhoneやiPadのみでしか使えなかったが、MacOS Monterey以降のMacOSでも使用できるようになった。
そこで、このアプリを使って文字数カウント機能を実装する。

文字数カウント機能

できるだけ手間をかけずに処理を行いたいので、

  1. カウントしたい範囲を選択
  2. キーを叩く
  3. 画面上で表示

の実質2ステップで表示させることを目指した。

1. ショートカットのアクションの作成

こんな感じで作る。

Screenshot at Oct 27 18-00-47.png

1段目

"入力を受け取る"でクイックアクション、テキストの入力を受け取る、と設定する。自分はiPhoneでも使用したかったので、共有シートからも受け取るように設定している。

2段目

入力を受けて"計算"で文字数を数える。

3段目

テキストに”文字数: [2段目の出力]文字"と書き込む。これが実際にポップアップで表示される文字になる。

4段目

アラートでテキストをポップアップで表示させる。

2. ショートカットキーの設定

次にショートカットキーの設定を行う。
設定 > キーボード > ショートカット > サービス からショートカットの中にある先ほど作ったショートカットにチェックを入れ、割り当てるキーを入力する。
私は適当にF5を割り当てた。
Screenshot at Oct 27 18-00-47.png

これで準備完了。

実際の挙動

こんな感じで動く。

Screenshot at Oct 27 18-00-47.png

ショートカットの配布

以下に共有用のリンクを貼っておきます。
ダウンロードにはiPhoneの設定 > ショートカット > 信頼されていないショートカットを許可をオンにする必要があるので各自設定の変更が必要です。

14
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?