導入
Rust のより良い IDE サポートを目指して開発が進められていた rust-analyzer が、Visual Studio Marketplace で公開されました 🎉
rust-analyzer は Rust (rls) よりも強力にコード補完してくれるので、Rust コーディングがかなり捗ります。
Windows 10, Ubuntu on WSL (Remote WSL), Linux Mint の3つの環境上で Visual Studio Code にインストールしてみましたが、自動的に ra_lsp_server をダウンロードしてくれることを確認しました。いままでは自分でビルドする必要がありましたが、かなり導入が簡単になりましたね。
ra_lsp_server がインストールされる場所が変更されたので、旧バーションはアンインストールしてからインストールした方が良いかもしれません。私は旧バージョンの rust-analyzer extension と~/.cargo/bin/
の中の ra_lsp_server を削除してからインストールし直しました。
設定
rust-analyzer の欠点はめっちゃリソース(CPU, メモリ)喰います。私は CPU が ATOM で、メモリ 2GB のポンコツノート PC で rust-analyzer を使用していますが、actix-web、diesel 辺りを使ってプログラム組んでいると rust-analyzer がリソース喰いまくって Default 設定では重すぎてまともに動きません。なので下記の設定で運用しています。非力な PC で使われる方は試してみてはどうでしょうか。
"rust-analyzer.lruCapacity": 64,
"rust-analyzer.enableEnhancedTyping": false,