yfinanceとは?
yfinanceは、Yahoo Financeから株価データを取得するためのPythonライブラリです。
このライブラリを使うことで、株価データの取得が非常に簡単になります。
環境設定
まず、yfinanceをインストールする必要があります。
以下のコマンドを実行してインストールしましょう。
pip install yfinance
株価データの取得
それでは、実際にyfinanceを使って株価データを取得してみましょう。
今回は、Appleの株価データを例にします。
# yfinanceをインポート
import yfinance as yf
# 銘柄シンボルを指定してデータを取得
apple = yf.Ticker("AAPL")
# 歴史的な株価データを取得
hist = apple.history(period="1mo")
# 取得したデータを表示
print(hist)
各処理の説明
-
ライブラリのインポート
import yfinance as yf
まず、yfinanceライブラリをインポートします。
-
株式データの取得
apple = yf.Ticker("AAPL")
Ticker
クラスを使って、Appleの株価データを取得します。
ここでは、Appleのティッカーシンボル(AAPL)を指定します。 -
歴史的な株価データを取得
hist = apple.history(period="1mo")
history
メソッドを使って、過去1ヶ月間の株価データを取得します。
period
パラメータには、取得したい期間を指定します。
(例: "1d"、"5d"、"1mo"、"3mo"、"6mo"、"1y"、"2y"、"5y"、"10y"、"ytd"、"max") -
データの表示
print(hist)
取得した株価データを表示します。
グラフの作成
取得した株価データをグラフに表示してみましょう。
Pythonのmatplotlibライブラリを使用します。
まず、matplotlibをインストールします。
pip install matplotlib
以下のコードを実行して、株価データのグラフを表示します。
# 必要なライブラリのインポート
import matplotlib.pyplot as plt
# 株価データの取得
apple = yf.Ticker("AAPL")
hist = apple.history(period="1mo")
# グラフのサイズを設定
plt.figure(figsize=(10, 5))
# 日付をX軸、終値をY軸にしてグラフを作成
plt.plot(hist.index, hist['Close'], label='Apple (AAPL)')
# グラフのタイトルを設定
plt.title('Apple Stock Price - Last 1 Month')
# X軸のラベルを設定
plt.xlabel('Date')
# Y軸のラベルを設定
plt.ylabel('Closing Price (USD)')
# 凡例を表示
plt.legend()
# グリッドを表示
plt.grid()
# グラフを表示
plt.show()
各処理の説明
-
ライブラリのインポート
import matplotlib.pyplot as plt
matplotlibライブラリをインポートします。
-
株価データの取得
ここは先ほどの株価データ取得と同じです。 -
グラフの作成
# グラフのサイズを設定 plt.figure(figsize=(10, 5)) # 日付をX軸、終値をY軸にしてグラフを作成 plt.plot(hist.index, hist['Close'], label='Apple (AAPL)') # グラフのタイトルを設定 plt.title('Apple Stock Price - Last 1 Month') # X軸のラベルを設定 plt.xlabel('Date') # Y軸のラベルを設定 plt.ylabel('Closing Price (USD)') # 凡例を表示 plt.legend() # グリッドを表示 plt.grid() # グラフを表示 plt.show()
以上