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新人元請SEの心構え

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はじめに〜新人SEの皆さんへ〜

元請SIerで働き始めた新人SEの皆さんは、自分がどう立ち回ればいいのかイメージが掴みづらいのではないでしょうか?
というのも、この立場は自らコーディングすることが(基本的には)無く、顧客と開発パートナー(協力会社・ベンダー)の間に立ち、よく言えば調整役、悪く言えば伝書鳩になってしまいがちです。

「どう仕事すればいいんだ!」
と悩んでしまう皆さんの参考になればと思い、僕の経験をまとめました。

新人SEの心構え

元請SEとして働くにあたって必要な心構えを3点ピックアップします。

プロダクトが作れるのは開発パートナーの技術力のおかげ

初っ端からきついことを言います。
あなたの会社がリリースするそのプロダクト、誰の技術力のおかげで完成するかと言えば 「開発パートナー」 です。

新人の皆さんに上司や先輩が優しく(時には厳しく)仕事を教えてくれると思います。
「すげえ!なんて技術に詳しいんだ!!」
と思うこともあるでしょう。ただ、上司や先輩の技術力よりも開発パートナーの技術力の方が数段上です。

元請SEはその立場上、広く浅く技術を身につけることが求められます。
もちろん深く広く技術を身につけられるが理想ですが、なかなかそうはいきませんよね…
逆に開発パートナーは、自らの手で実装することが求められるため深い技術力を持っています。
元請SEとして、開発パートナーには敬意を持って接しましょう!

顧客の業務をよく知ること

冒頭で、元請SEは顧客と開発パートナーの間に立ち調整役を担うと書きました。
両者についてもう少し踏み込むと

顧客
技術についてはよくわからない
開発パートナー
顧客の業務についてはよくわからない

一般的にはこんな関係になっています。

ここで私たちに求められるのは顧客よりも技術に詳しいし、開発パートナーよりも顧客の業務に詳しいSEという役割です。
つまり、広く浅く技術を知りつつ、顧客の業務をよく理解して彼らの橋渡しをする…言い換えれば顧客・開発パートナーそれぞれの言うことを翻訳する感じです。

感謝の気持ちを忘れずに

SEとして仕事をしていく中で、社内外問わず様々な人と関わる機会があります。
立場の違いはあれど、仕事というのは他の人に支えられて初めてできるものです。
褒めてくれる人、叱ってくれる人、さまざまな人がいると思いますが、「ありがとう」の気持ちだけは忘れないようにしましょう。

おわりに

まずは心構えを簡単にまとめてみました。
今後は仕事の進め方についても僕なりにまとめてみたいと思います。
 

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