はじめに
ついついデフォルトで環境を作ってしまってディスクサイズが少なくて後悔しませんか?Dockerを使いだすと掃除してもどんどん容量を圧迫していきます。という事で何回もやっているのでメモしておきます。
現在の使用率の確認
dfコマンドで容量確認を行います。
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
...
/dev/nvme0n1p1 78G 53G 25G 68% /
...
AWSコンソールよりEBSを拡張します。
ちょっと省略
ディスク容量の確認をおこないます。
$ lsblk
nvme0n1 259:0 0 100G 0 disk
└─nvme0n1p1 259:1 0 80G 0 part /
ディスク全体はコンソールで設定した通り80Gから100Gに拡張できているのがわかります。
パーティション拡張を行います
利用しているプライマリーパーティションの使用領域を拡張します。
-
nvme系の場合はpを除いて下記のように行います。
sudo growpart /dev/nvme0n1 1
-
xvdaの場合は以下のように行います。
sudo growpart /dev/xvda 1
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
nvme0n1 259:0 0 100G 0 disk
└─nvme0n1p1 259:1 0 100G 0 part /
パーティション領域が拡張されているのが確認できました。
ファイルシステムのリサイズ
ファイルシステムの種別を確認します。
$ df -hT
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
....
/dev/nvme0n1p1 ext4 78G 53G 25G 68% /
...
ext4の場合
dfで確認したファイルシステム名を指定します。
sudo resize2fs /dev/nvme0n1p1
or
sudo resize2fs /dev/xvda1
xfsの場合
dfで確認したマウントポイント名を指定します。
sudo xfs_growfs -d /
拡張後の容量の確認
dfコマンドで容量を確認します。
$ df -hT
Filesystem Type Size Used Avail Use% Mounted on
...
/dev/nvme0n1p1 ext4 97G 53G 45G 55% /
...
参考