よりトライ&エラーが出来るWordPress環境をAWS上に作れないのかな?と試行錯誤中。いまのところデジタルキューブが提供している有償のAMI「AMIMOTO」が手っ取り早く素敵なのですが、他にも方法はないかな?と。
気になっていたDockerにチャレンジしようか?と思いましたが、Dockerを調べる時間をスキップしたいのと、短時間でより素早くを目指しているので、なんとかできないかと....
いろんな記事を読んで、たどり着いたのがCenturyLinkのPanamax<>です。
Panamaxの公式サイト。トップページのアニメーションを使った開設が、とっても分かりやすくて可愛らしいです。
ざっくり手順を紹介すると:
1.
CoreOSのRunning CoreOS on EC2<>でAMIを選択。(CloudFormationをクリックするとEC2のインスタンスが複数つくられるようで...)
2.
「t2.medium」でインスタンスを作成。その際、 SecurityGroupの設定でPanamaxの管理画面にアクセスできるように3000番ポートを開けておく。
3. CoreOSのインストールが完了したら、ログインして、Panamaxのインストール。
インストール方法:
$ mkdir ~/.panamax $ cd ~/.panamax $ curl -O http://download.panamax.io/installer/panamax-latest.tar.gz $ mkdir -p ~/.panamax && tar -C ~/.panamax -zxvf panamax-latest.tar.gz $ sudo ./coreos install
4. 数分でインストールできるので、その後Panamaxへブラウザからアクセス。
5.
Search Panamax Templates & Docker Repositoriesという検索フィールドから、「WordPress」を検索。
6.
「WordPress with MySQL」の"Run Template"でDocker上にインストール開始。
7.
数分後、インストールが終了されたメッセージが表示され、WordPressが設定できます。
ここまでは、参考にしたサイトにも詳しく書かれていたので、ハンズオントレーニングといったところですが、私が気に入ったのは。アプリケーションの右側にある歯車のボタンを押すと表示されるメニュー。
いま動いているアプリケーションを簡単にGitにテンプレートとして保存/Targetへのデプロイ/リビルドできること。テストして捨てるもよし、そのまま動かすのもよし、初期設定にすぐに戻すもよし。注目されている「Immutable Infrastructure」や「 Disposable Components」、言葉だけで理解できていなかったのですが、ここまで簡単にWordPress+MySQLのシステムが構築/廃棄できるのを目の当たりにすると、インフラやシステムへの考え方を根本から変えなければいけませんね~。
もっとParamaxのテンプレートが充実してくると楽しいですね!
参考にしたサイト:
・注目すべきDockerの周辺技術 PanamaxとKubernetes
https://thinkit.co.jp/story/2015/01/26/5561?page=0%2C1
・コンテナ管理ツール「Panamax」をCoreOSと組み合わせて使ってみよう
http://knowledge.sakura.ad.jp/tech/3089/
・[技術ブログVol.15] PanamaxでDockerからSensuとUchiwaを作ってみた
http://www.denet.ad.jp/technology/2014/09/vol15-panamaxsensuuchiwa.html
・AWS上でDockerを使ってWordPressを動かす (コマンドほぼ不要)
http://qiita.com/ktr_type23/items/ffc02de9903d2df8c5e3
・WordPressをdockerで構築してみた
http://tech-blog.tsukaby.com/archives/989