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インポスター症候群になった

Last updated at Posted at 2022-04-17

突然ですが、あなたはインポスターシンドロームになっていますか?
この記事にたどり着いたひとは、少なからず自分はインポスターシンドロームだと感じている人が多いのだろうと思っています。

この記事ではなぜインポスターシンドロームになるのか?どうやったら克服していけるのかについて、少しでも助けになれば良いなと思います。

インポスター症候群ってなに?

feelings of self-doubt and personal incompetence that persist despite your education, experience and accomplishments.

訳すと、自分のこれまでの教育(学校教育)や、経験、達成したものがあるのにも関わらず、自分のことを疑い、他人に劣っていると感じること。

ふむ、ここまで読むとやっぱインポスター症候群っていうのは優秀だけどめちゃくちゃ謙虚な人が陥る心理状態なのでは?と思えますね。
なので、長らく自分はインポスターシンドロームではないと思っていました。

なぜインポスターシンドロームになるのか?

私は前職ではエンジニアリングなど全く関係ない事務仕事をしていましたが、インポスターシンドロームなんていう言葉は聞いたことがありませんでした。

インポスターシンドロームは、世間的には羨ましがられるようなポジションや仕事、実績がある人になりやすいようですが、個人的にはエンジニアも含めた個人の実績や技術力がモノをいう世界(料理や医療、アカデミアなど)でこういった現象が起きやすいんじゃないかなと思っています。

というのも、こういった仕事は個人の成績や技術によってその業界での地位や功績、または仕事の報酬というのが決められるので、単なる事務職をしていた時代にこうした個人の実績がものを言うようなストレスに遭遇したことがなかったのはそういうことなのでしょう。

また、インポスターシンドロームは無知の知と深い関係があるようです。
ダニングクルーガー効果というのをご存知でしょうか?
ダニングクルーガー効果というのは、能力や専門性が低い人が自分の能力以上に自己を過大評価しがちなの比べて、逆に能力や専門性が高い人は自分のことを過小評価しがち、ということです。
例えば出来ないのに自己評価が高い人たちは、自分が無知であることを知らないので自分はなんでも知っていると思い込み、間違いや問題に気がつかない。一方で自分の知識レベルを客観的に分かっている人は、そうした間違いや問題に気がついてしまう、そして自分はまだ十分にものごとをわかっていない、と感じてしまうことで、インポスターになりやすいのではないかなと思います。

参考記事:ダニングクルーガー効果vsインポスターシンドローム

インポスター症候群の実際の症状

インポスターといえば海外で有名なAmong usのゲームをイメージすると分かり易いです。Among usでは宇宙船内に偽物のクルーが混じっていて、事あるごとにクルー内で誰が偽物なのかを当てて、偽物と疑われたクルーが船外に放り出されるゲームです。

Forbesの記事には下記の9つのサインに当てはまったら、インポスターシンドロームかも、とありました。

・働きすぎ
・自分の知識や能力、技術を自己卑下する
・完璧主義
・メンターを求め、常にフィードバックを欲しがる
・他人と比べる
・自信がない
・プレッシャーに苦しむ
・世の中を極端な見方で見てしまう
・他人のご機嫌取りしてしまう

どうでしょうか?当てはまるものはありましたか?
私も常に人の評価を気にして上司に気に入られようとしたり、同僚やシニアエンジニアと比べていかに自分のコードが〇ソなのかを日々考えてしまうのでインポスターシンドロームなのでしょう...

どうやって克服するのか?

インポスターシンドロームは日本ではまだ知名度こそ低いですが、「Imposter Syndrome」と英語で検索すると山ほど英語の記事が出てきます。

またForbesの記事になりますが、すぐに試せそうなものばかりなので、ぜひ試してみてください。

・自分に自信を持つ
・ある程度のところで受け入れる(完璧を目指さない)
・現実的な基準を設ける(無理難題を自分に吹っ掛けない)
・失敗はチャンスだと思う
・自分のいまの状況に感謝する
・どんな小さな成功でも祝う
・自分をいじめない
・自分で自分を励ます(親友を慰めるような気持で)
・自分で成功の基準を決める(他人の評価ではなく、自分の評価軸を決める)
・働きすぎない

特に最初の自信を持つということについて話したいと思います。ここでいう自信とは、根拠や実績がないのに俺は出来る、と胸を張ることではありません。自分にはやり遂げる力がある、と自分を信じることです。これは別にプログラミングに関することである必要はありません。自分がこれまでにやり遂げてきたこと、勇気を持って取り組んだことなど、自分ですごい!と思えた出来事を思い出して、私には出来る、と自分を信じて鼓舞することです。
自信を持つことについては、この辺の動画が役立ちました。

最後に

覚えておいてほしいのですが、インポスターシンドロームは誰もがなりえる症状です。あのアインシュタインやミシェル・オバマ(オバマ元大統領の妻)もインポスターシンドロームになっています。と、聞くとなんだか安心しませんか?あの有名な、実力がある天才だってインポスターシンドロームになっているんですよ?

それに、エンジニアの世界は過酷です。
明確に〇〇が出来ないといけない、とかいう基準があるわけでもないけど日々ぼんやりした基準で技術力があるとかないとか言われます。

プログラマーは最悪の職業であるとかいうブログ記事が一時期ネットですごい炎上(?)したぐらいです。

納期に追われ、土日も勉強しなければいけず、数々の「エンジニアは〇〇すべきである」論にさいなまれています。

それに、エンジニアはジュニアなら誰もが、勉強しても勉強してもどんどん分からないことが増えていく...という感覚になったことがあるのではないでしょうか。勉強すること、多すぎん???というoverwhelmed(情報量に圧倒されてしまう)な感覚もインポスターシンドロームを後押ししていると思います。

ただ、仕事は私たちの人生そのものなのでしょうか?
私が例え今日倒れたってどうせ代わりのエンジニアがなんとかするんでしょう。あなたがその仕事を絶対にやり遂げないと地球が滅びるんですか?
健康第一、人生が第一です。あなたの人生は誰も生きられないので。

ほどほどに楽しみましょう。

Happy Coding!

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