最近古いパソコンから新しいパソコンに置き換えたので、次回の移行作業の時のためにやったことをメモしておきます。
やることリスト
基本的には古いパソコン内にある各種設定ファイルを、Googleドライブなどのオンラインストレージにアップロードして、新しいパソコンからダウンロードするだけになります。
基本的に、ファイルもしくはフォルダごとコピーしてアップロード・ダウンロードするだけなのでとても簡単です。
人にもよりますが、移行する必要があるのは大体以下の設定になるかなと。
- sshの設定
- エディタの設定
- ターミナルの設定
- 独自に設定したaliasや関数
- 画像などのファイル
sshの設定
- 古いパソコンでFinderを開いてホームディレクトリに移動
-
[command] + [shift] + [.(ドット)]
で.ssh
フォルダを表示 - オンラインストレージの任意のフォルダにアップロード
- 新しいパソコンからオンラインストレージにある
.ssh
フォルダをダウンロード - ダウンロードした
.ssh
フォルダをホームディレクトリに置く
注意点
フォルダをダウンロードする場合は、おそらくzipファイルなどの圧縮ファイルでダウンロードされるので、ダウンロード後に解凍してからホームディレクトリに配置してください。
エディタの設定
ここで紹介するのはAtomエディタの設定方法です。2021年6月地点でも有効な手段でした。
ターミナルの設定
Macの純正ターミナルの設定です。
- 古いパソコンでターミナルを開いて [環境設定] > [プロファイル] > 左側下部にある点3つのボタン > [書き出す...] を選択
- 任意のファイル名で設定を適当なディレクトリに出力
- 出力したファイルをオンラインストレージの任意のフォルダにアップロード
- 新しいパソコンからオンラインストレージにあるファイルをダウンロード
- 古いパソコンでターミナルを開いて [環境設定] > [プロファイル] > 左側下部にある点3つのボタン > [読み込む...] を選択
- ダウンロードしたファイルを選択すれば設定が反映される
独自に設定したaliasや関数
やり方はssh設定の時と同じです。僕の場合はシェルにzshを使ってるので.zshrc
を移行しましたが、人によっては.bash_profile
だったりするので適宜読み替えてください。
また、git使ってるなら.gitconfig
なども合わせて移管しておくといいかと思います。
- 古いパソコンでFinderを開いてホームディレクトリに移動
-
[command] + [shift] + [.(ドット)]
で.zshrc
を表示 - オンラインストレージの任意のフォルダにアップロード
- 新しいパソコンからオンラインストレージにある
.zshrc
をダウンロード - ダウンロードした
.zshrc
をホームディレクトリに置く
画像などのファイル
そもそもですが、日頃からローカルではなくてオンラインに保存しておいて使うときだけダウンロードする方法をお勧めします。
- 古いパソコンで移管したいファイルをオンラインストレージの任意のフォルダに全てアップロード
- 新しいパソコンから使いたい時にダウンロードする
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この手順で移管作業を行えば、30分くらいでスムーズに新しいパソコンで開発作業を始められるかと思います。
作業してて思ったのが、日頃からローカルにはメモなども含めてファイルを保存しないように心がけようってことですね。