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前回に引き続き、TouchDesigner(以下TD)とDoctor MXを使用した一連の記事の2つ目です。
今回はTDのNoiseTOPで作った映像を記事にしてみます。
NoiseTopを使う記事はいくつもあると思いますが、これはほとんどパラメータをいじっただけのものです。
TDを使い慣れている方には当たり前のことばかりだと思いますが、意外といろんなものが作れました。

なぜそんなものを作ろうとしたかというと、手持ちのノートPC1台で照明と映像を操作しようとしたからです。できるだけ処理の軽い映像が良い。

再生の処理を停止させれば良いのでしょうが、わからず、もうとにかく軽い映像にしようと。

真ん中の紫色のあたりがNoiseTOPたちになります。
TD_all.png

一番上はただの黒い画面(RectangleTOP)です。

白黒の何かが高速で過ぎ去っていく映像

スクリーンショット 2024-07-12 21.03.38.png
本当にそのままですが、何かが高速で過ぎ去っていきます。
スクリーンショット 2024-07-12 21.07.02.png
TransformのTranslateの値をabsTime.seconds * 10などにして、動かしています。

光の筋が現れては消えていく映像

スクリーンショット 2024-07-12 21.15.05.png
TypeをPerlin 4Dにしています。
スクリーンショット 2024-07-12 21.15.45.png
Scaleを少しいじり、上のものと同様にTranslateを変化させています。

激しめに縦に流れていく映像

スクリーンショット 2024-07-13 10.49.13.png
TypeをSinmplex 4Dにしています。
スクリーンショット 2024-07-13 10.49.52.png
これはY軸を動かしていません。

ゆっくりうねうね動く映像

スクリーンショット 2024-07-13 10.57.24.png
TypeはSimplex 3D。
スクリーンショット 2024-07-13 10.57.53.png
これはRotateのX軸のみ動かしています。

星空のような映像

スクリーンショット 2024-07-13 11.00.44.png
TypeはSinmplex 4D。
スクリーンショット 2024-07-13 11.01.14.png
こちらもRotateのみ動かしています。

ゆっくり明滅する映像

スクリーンショット 2024-07-13 11.05.09.png
こちらはTypeがHarmomic Summation。
スクリーンショット 2024-07-13 11.05.56.png
こちらはTranslate、Rotateを動かしています。

画面の一部に波のような映像

これだけいくつか重ねています。
スクリーンショット 2024-07-13 11.31.16.png
まずNoiseTOPのTypeをSparseにし、
スクリーンショット 2024-07-13 11.31.57.png
今まで同様にTranslateを動かし、
スクリーンショット 2024-07-13 11.32.43.png
EdgeTOPを繋ぎ、エッジに色をつけます。
スクリーンショット 2024-07-13 11.33.54.png
LevelTOPを繋いで色や明るさを調整します。それとは別にRectangleTOPを作り、OverTOPで重ねます。
わざわざ重ねているのは、画面の一部にだけ波を出したかったためです。
最後にNullCHOPに繋いで完成です。

ランダムな太さの線が現れては消える映像

これは白黒を反転させたかったので、NoiseTOPとEmbosTOPを使用しています。
スクリーンショット 2024-07-13 11.45.03.png
TypeはSimplex 4D。
スクリーンショット 2024-07-13 11.47.12.png
TranslateはZ軸のみ動かしています。
スクリーンショット 2024-07-13 11.47.58.png
Emboss CHOPに繋ぎ、それをNull CHOPに繋いで完成です。

これで10個の映像ができました。
NoiseTOPだけでも、結構色々遊べるなと思いました。
次回は出力関係の記事を書きます。

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