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前回に続き、TouchDesignerでOSCを受信して映像を出す記事の最終回です。

TD_all.png

今回は右側の出力系の内容になります。

まずSwitch TOPを作ります。

Switch TOP

文字通り入力されたTOPをスイッチするものです。
Indexの値を変えることで、どの入力を出力するか決められます。
スクリーンショット 2024-07-13 16.21.16.png

Null TOPを繋ぐ

全てのNull TOPからSwitch TOPに接続します。
パラメータウィンドウの下側にInput OPとありますが、左から2番めの数字の順番で再生されます。順番を変えるときは青い矢印で変更できます。

Indexの値の代入

ここにOSCで受信したMo1(映像選択)の信号を入れたいです。
そこで、Mo1の値の入っているMath CHOPからSwitch TOPのIndexの欄にドラッグ&ドロップします。
スクリーンショット 2024-07-13 16.31.11.png
その前にMath CHOPの右下の+ボタンをクリックすると、周りの枠が表示されない状態になります。
その状態でMath CHOPからSwitch TOPのIndexドラッグ&ドロップします。
スクリーンショット 2024-07-13 16.35.18.png
そうするとメニューが出てくるので、Export CHOPを選びます。

これで、OSCを介してDoctorMXなりTouchOSCなりのフェーダーから映像を選択できるようになるはずです。

Cross TOP

続いて、Cross TOPとRectangle TOPを作ります。
Cross TOPはクロスフェードさせるためのTOPです。
スクリーンショット 2024-07-13 16.52.54.png
Rectangle TOPはまた黒い画面用です。
Rectangle TOPとSwitch TOPをCross TOPに繋ぎます。
そしてこのCrossもフェーダーで操作できるようにしたいので、今度はCross(フェードアウト用)を繋いでいるMath CHOPの値をこのCrossに入力します。
スクリーンショット 2024-07-13 17.00.36.png
先ほどと同じように+をクリックして選択できるようにした後、Cross TOPのCross欄にドラッグ&ドロップします。出てきたメニューでExport CHOPを選ぶと、こちらもOSCで操作できるようになります。
あとはOut TOPに繋いでkantanMapperに繋いで出力します。

kantanMapper

kantanMapperの記事はいくつかあったのでそちらを参照していただいた方がわかりやすいと思います。
私も参考にさせていただきました。ありがとうございました。

https://qiita.com/aokey/items/d6852c11fea25888c206
https://zenn.dev/miwa_maroon/articles/2f35259090b916
https://note.com/bunkeidatte/n/nf27d0c08448e

最後に

ひとまずこれで、OSC信号を受信してTDで映像を出すシリーズを終えたいと思います。
おそらく経験者の方にとっては「記事にする必要ある?」という感じだと思いますし、初めて触る方には「説明が足りない!」という感じだと思いますが、個人的には色々学びがありました。
今後複数台で出力できるのか等、やってみたいです。

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