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HTML歴12年の俺が、12年前当時の静的WEBマークアップ事情について書く。

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はじめに

今回は、
12年前当時の静的なWEBマークアップの開発環境と、HTML4.01の個人的な思いを話します。
今では、HTML5が当たり前の時代ですが、逆にHTML4.01時代を知らない人にとっては、ある意味新鮮な感じがするかもしれません。

尚、今回は、12年前の僕(後述しますが、この時中学生です。)の主観で思い出話をするので、あまり詳細な技術トークはしません。ご了承を。

まず、軽く自己紹介すると、
現在、26歳の専門学校の学生ですが、プログラミング歴は、

Swift: 2年
Ruby: 3年
PHP: 3年
HTML/CSS: 12年

です。そう、僕は中学生ぐらいから、HTML/CSSを触ってます。
・・・・そして、一回IT(厳密には、HTMLコーダーに近いか。当時は、WEBに関する知識が乏しかった。)の世界を諦めています。
理由は、当時の技術で勝負できる自身がなかった事と、HTMLに挫折した事でした。

12年前にタイムスリップ

まずは、12年前の開発環境について語りましょう。

エディター

  • Sublime Textがまだリリースされていない(2008年にリリース)。
  • Atomが存在していなかった。
  • Brackets?そんなものはない。
  • Visual Studio Codeってエディターないよ?Visual Studioはあるけど。。

今では、もはや必需品のエディター勢は、当時は無いです。
「オレのVS Code、パッケージいっぱい入ってるんですよ〜」とか威張れなかったんだよ。当時は。

さて、じゃあ僕はどうやって、HTMLを書いていたのでしょう。

それは、

メモ帳

です。
(もし違う物使っていた人は、コメで。)

メモ帳使って、気軽にWEBマークアップするのが、当時の僕は、それがめちゃめちゃカッコ良かった。
サクラエディタや秀丸エディタは、あまり使いたくなかった。(秀丸に関しては、有料で手が出せない値段だった。)
当時の僕の目からは、
メモ帳=VS Code,Bracketsなどのフリーエディターみたいな感覚でした。

懐かしき、FFFTP

今は、静的サイトであれば、githubにあげれば、簡単に公開できてしまう時代。
ただ当時は、静的サイトをネットに上げるには、FTPは必要不可欠でした。
その当時、多く利用していたのが、FFFTPという物を使っていました。

これが、当時はめんどくさかった記憶がある。GUIの操作に物凄く手こずった。
でも、ネットに公開できた時は、物凄く感動した。
「俺のサイトがネットに上がった!」とワクワクした記憶があります。
余談ですが、当時のWEBサーバーはFC2ホームページを利用していました。
色々あって、最近、利用している人は見かけませんが、
当時はブログ&ホームページでめちゃめちゃ輝いていました。
**「とりあえず、ブログ・サイトやるならFC2」**って、感じで使ってました。(個人的ですが。)

HTML4.01

さて、当時のHTML5ではありません。当時は、HTML4.01というマークアップ言語でした。
大きな違いは、主に文書型宣言でしょう。

HTML4.01
<!-- 厳密型DTD -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">

<!-- 移行型DTD -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<!-- フレーム設定型DTD(12年前時点で、邪道扱い) -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd">

正直に言います。
覚えられるか。こんなの。
もう当時の僕は、これがすごく嫌だった。
何で、こんな長い文書型宣言を書かなければいけないのか。
そして、僕は当時フレーム型のサイトを作りたかったので、邪道のフレーム設定型DTDを宣言していたのは、今となってはいい思い出です。

正直、これが覚えられなかったこともあり、僕はこの時、ITの道には行きませんでした。
まぁ、当時はQiitaみたいなサイトはなかったので、そう簡単にネットで検索してコピペ〜みたいなことはできませんでした。。

時は2015年

2015年に、僕は当時勤めていた整体師を辞めて、現在のIT専門学校に入学することになるのですが、この時、久々にHTMLを触りました。
この時点で、HTML5が勧告されていたので、初めて最新のHTML5を触りました。

文書型宣言書いた時、もう、感動しました。

HTML5
<!DOCTYPE html>

「こ、これで、終わりなのか!?ほ、本当か?」
と発狂したのを今でも覚えています。

あんな長く、複雑だったDOCTYPEが、

HTML4.01
<!-- 厳密型DTD -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/strict.dtd">

<!-- 移行型DTD -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<!-- フレーム設定型DTD(12年前時点で、邪道扱い) -->
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/frameset.dtd">

HTML5
<!DOCTYPE html>

こんなになってしまうなんて。電気が走りました。

#そして、今
僕が、専門学校入学した後、HTMLを含めたIT技術は非常に便利になり、使いやすいものになったと思います。
今では、VS Codeなどの便利なエディターが多く出回っており、昔よりも、とても開発しやすい環境だと思います。

もう、メモ帳は古代の産物となってしまいましたが、今ではいい思い出です。

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