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OpenStudioのチュートリアルを試してみる その18

Last updated at Posted at 2024-11-16

1. はじめに

先日[OpenStudioのチュートリアルを試してみる その17]https://qiita.com/bebebefu/items/f7005f5177985a2f9786)の記事にて、以下のリンクの動画シリーズで紹介されているOpenStudioを用いたfire station(消防署)のモデル作成・シミュレーションの19番目の動画についての手順を追っていきました。今回はこの動画シリーズの20番目の動画の手順を追っていきたいと思います。

2. 実施環境

CPU: CORE i5 8th Gen
メモリ: 8GB
OS: Windows 11 22H2

3. 手順

本記事で内容・手順を追った動画(上記動画シリーズの20番目の動画)

3.1 Thermal Zonesの設定

以下の図で赤枠で囲んだ"Thermal Zones"のタブをクリックします。
そしてTZ-102、TZ-103、TZ-104、TZ-105、TZ-106、TZ-108/109、の"Cooling Thermostat Schedule"(以下の図の黄枠の部分)の設定を×ボタンを押して削除してきます。

3_1.png

3.2 HVAC Systemの設定

以下の図で赤枠で囲んだ"HVAC Systems"のタブをクリックします。

3_2_1.png

そして遷移した画面において、緑の+ボタンを押して出てくる以下の画面で"Empty Air Loop"を選択します。次にモデルの点線をクリックして編集画面を出し、名前を"DOAS"に変更します(以下の図の赤枠部分)。また"Type of Load to Size On"という項目を"VentilationRequirement"に変更します(以下の図の黄枠部分)。また"Central Heating Maximum System Air Flow Ratio"の"Hard Size"の数値を1に設定します(以下の図の青枠部分)。

3_2_2.png

また下の方にスクロールしていき"Central Heating Design Supply Air Temperature"の数値を67(以下の図の赤枠部分)に変えます。

3_2_3.png

次にLibraryのタブより"AirLoopHVAC Outdoor Air System"(以下の図の赤枠部分)を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。設定変更の必要はありません。

3_2_4.png

次にLibraryのタブより"Const Spd Fan"(以下の図の赤枠部分)を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。そして名前を"EF-02"に修正します。

3_2_5.png

また同じように"Const Spd Fan"(以下の図の赤枠部分)を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。そして名前を"SF-01"に修正します。

3_2_6.png

次に"Elec Htg Coil"(以下の図の赤枠部分)を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。

3_2__7.png

次に"Setpoint Manager Follow System Node Temperature"を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。

3_2_8.png

そして"Reference Node Name"を"Node 60"(以下の図の赤枠部分)に設定します。またMaximum Limit Setpoint TemperatureとMinimum Limit Setpoint Temperatureを67(以下の図の黄枠部分)に設定します。

3_2_9.png

次に"AirTerminal Single Duct Constant Volume No Reheat"の中の"Diffuser"を以下の図の黄枠部分にドラッグアンドドロップしてきます。

3_2_10.png

次に以下の図の赤枠で囲んだところをクリックしますと右の画面でEditのタブが開きます。

3_2_11.png

そしてTZ-103、TZ-107、TZ-108/109、TZ-110を選択して以下の図のようにします。

3_2_12.png

次に以下の図の赤枠で囲んだ"Zone"をクリックして、右の画面に出てきたEditタブにおいて"Account for Dedicated Outdoor Air System"を"Yes"にします。また"Dedicated Outdoor Air Low Setpoint Temperature for Design"を"Hard Size"を選択して値を66に設定します。また"Dedicated Outdoor Air High Setpoint Temperature for Design"も"Hard Size"を選択して値を67に設定します。

3_2_13_1.png

3.3 termal Zoneのタブ

以下の図で赤枠で囲んだ"Thermal Zones"のタブをクリックします。そして"Zone Equipment"の項目に先ほど設定した各種機器が追加されているかを確認します。

3_2_13.png

次に各ZoneのEWH-〇とdiffuserの順番を入れ替えていきます。方法としてはEWH-〇をコピーして、そのあとにコピー元のEWH-〇を消すという手法をとります。それをTZ-103、TZ-107、TZ-108/109、TZ-110のゾーンに対して行います。

ただしTZ-110のEWH-07についてはコピーしたあとeditの画面で"Nominal Capacity"を"Hard Sized"に変更し、値を7000Wに設定します。そしてFC-01の項目もコピーした後にコピー元を消し以下の図のような順番にします。

スクリーンショット 2024-11-10 100841.png

4. まとめ

とりあえずここまでも特にエラーなく進めることができました。
次回は動画シリーズの21番目:https://www.youtube.com/watch?v=GL_fFPGSeAs&list=PLRW2KXkdSVUdY2iQ6yjohNT5E5ElLVIhU&index=21 を実施していきたいと思います。

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