今回の課題はレポートフィルターという機能を用いて、あるデータセットの集計を複数シートに分散して表示することである。
列ラベルや行ラベルだけを集計軸に追加すると同一シート内に集計結果を表示することができるが、追加した軸を複数のシートに分けることで表示したい場合にこのレポートフィルター機能を用いる。
- 集計時にシートを分離したい軸を「レポートフィルター」に追加する。
今回は年齢毎にシートを分けたいため、「Age」カラムを「レポートフィルター」に追加する。
※ファクター型ではなく、変数を持つ集計軸を指定すると作成されるシートが膨大になり、メモリが不足するため、注意が必要である。
- 集計が完了したピボットテーブルをクリックした状態の場合、「ピボットテーブルツール」というタブが表示されるようになる。
「ピボットテーブルツール」タブの「オプション」タブをクリックする。
4.「オプション」の隣にある「▼」をクリックし、「レポートフィルターページの表示」をクリックする。
- シート毎に分離したい集計軸を選択する。「OK」を選択すると集計が開始され、複数のシートに分けられる。
※今回はAgeのみが選択可能である。
6.赤く囲った部分の新規シートが作成された。
※元データセットをシート毎に集計する前の元となったピボットテーブルのシートは残る。