はじめに
1年ぐらい前に学習したVue.jsを実務で使う機会をいただきました!
ということで、復習とアウトプットを兼ねて、ここに残すことにします。
この記事の対象者
- Vue.jsを学習したけど忘れてしまった人
- そんなのあったなぁ程度に思い返したい人
※Vue.js初学者の方はこの記事を見てもあまり参考にならないので、実際にコードが記載されている記事を参考に手を動かすことをお勧めします
Vue.jsの基礎要素
プロパティ
dataプロパティ
- vueインスタンス内で保持する変数
- 呼び出す時は{{ 変数名 }}で可能
■サンプルコード
sample(呼び出し)
<p>{{ message }}</p>
sample(定義)
data(){
return {
message: 'こんにちは' //👈messageという変数名で、値がこんにちは
};
}
methodsプロパティ
- インスタンス内で定義された関数
- 呼び出す時は{{ メソッド名() }}で可能
- メソッド内で利用していないdataが更新された場合でも勝手に実行される
■サンプルコード
sample(呼び出し)
<p>{{ hello() }}</p>
sample(定義)
methods: {
hello(){
return "hello";
}
}
computedプロパティ
- dataプロパティの変数を加工する時に使う
- methodsプロパティと混同しやすい
- 呼び出す時は{{ メソッド名 }}
- メソッド内で利用しているdataが更新された場合のみ実行される
■サンプルコード
sample(呼び出し)
<input v-model="name"> // 👈v-modelに関しては「ディレクティブ」の節に記載しています
<p>{{ nameToUpper }}</p>
sample(定義)
data(){
return {
name: ''
};
},
methods: {
nameToUpper(){
return this.name.toUpperCase();
}
}
watchプロパティ
- dataの監視ができる
- 監視対象のdataが更新された時のみ実行される
- oldValueとnewValueがデフォルトで引数として渡される
- 非同期処理で利用されることが多い
■サンプルコード
sample(呼び出し)
<input v-model="memo"> // 👈v-modelに関しては「ディレクティブ」の節に記載しています
sample(定義)
data(){
return {
memo: ''
};
},
watch: {
memo(newValue, oldValue){
console.log('oldValue:',oldValue);
console.log('newValue:',newValue);
}
}
ディレクティブ
vue.js特有の指示文のこと。
v-bindディレクティブ
- HTMLのタグの属性にインスタンスのプロパティ値をセットすることができる。
- v-bind:属性名="プロパティ名"でセットする
- :属性名="プロパティ名"で省略可能
■サンプルコード
sample(呼び出し)
<a v-bind:href="url">"url"で渡されたリンクに遷移します</a>
// 省略パターン
<a :href="url">"url"で渡されたリンクに遷移します</a>
sample(定義)
url: 'https://example.com'
v-onディレクティブ
- イベントにインスタンスのメソッドを紐付けすることができる
- v-on:イベント名="メソッド名"で紐付けすることができる
- @イベント名="メソッド名"で省略可能
サンプルコード
sample(呼び出し)
<button v-on:click="myAlert">アラート</button>
// 省略パターン
<button @click="myAlert">アラート</button>
sample(定義)
mothods: {
myAlert(event){
console.log('自作アラート', event);
}
}
v-modelディレクティブ
- inputに入力された内容をインスタンスのプロパティに保持できる
- 保持した内容は即時反映される
- フォーム入力の更新時イベントで役立つ
- v-model="プロパティ名"で使用する
サンプルコード
sample(呼び出し)
<input v-model="name" />
<p>{{name}}</p>
sample(定義)
data(){
return {
name: ''
}
}
このサンプルでは、inputに入力した内容が即時pタグのテキストに反映されます
v-if、v-else、v-else-ifディレクティブ
- HTMLの中に条件を設定できる
- プログラミング言語のif文、else文、if-else文と同等
サンプルコード
sample(呼び出し)
<p v-if="number === 0">0です</p>
<p v-else-if="number % 3 === 0">3の倍数です</p>
<p v-else>分かりません</p>
sample(定義)
data(){
return {
number: 3, 👈この値によって表示される文言が変ります
};
}
v-forディレクティブ
- HTMLの中で繰り返しを行うことができる
- プログラミング言語のfor文と同等
サンプルコード
sample(呼び出し)
<p v-for="(favoriteWord, index) in favoriteWords" :key="index">
{{ favoriteWord.user }} : {{favoriteWord.text}}
</p>
sample(定義)
data(){
return {
favoriteWords: [
{ user: '太郎', text: '成せばなる' },
{ user: '二郎', text: '人は人、自分は自分' },
{ user: '恵', text: '時は金なり' },
],
};
}
終わりに
今回の内容は本当に基礎的なことですし、私個人のメモレベルの内容です。
もっと学習して深く理解し、効率の良いフロント開発を行っていきたいと考えています。
次はコンポーネントについても記事を作ろうかな。。