はじめに
今回はした図のような核のあるスライムを作ってみました.
これを参考に中身が見えるような透明なマテリアルの設定方法を学んでいきましょう.
手順
- 本体を作る
- 核を作る
- 調整する
本体を作る
形を作る
本体なので s
でサイズを大きくしておきましょう.
色をつける
新規から新しいマテリアルを生成する.
今回変更するのは以下の5つです.
ベースカラー
オブジェクトの色を決めます.
今回はスライムということで水色にしました.
粗さ
表面がどれだけ光を反射させるかを決めます.
0 | 0.5 | 1.0 |
---|---|---|
伝播
物質を通過する光の量と挙動を制御します.
わかりやすくするために粗さを0.25にします
0 | 0.5 | 1.0 |
---|---|---|
伝播の粗さ:オブジェクトの中身の粗さを表します
アルファ値
単純な透明度を表します.
物体をただ透けて見えるようになる.
ブレンドモードと組み合わせて扱います.
ブレンドモード
ブレンドモードには不透明,アルファクリップ,アルファハッシュ,アルファブレンドの4つあります.
不透明 | 完全に不透明な材質を表現 |
---|---|
アルファクリップ | 透明か不透明かの二値で判断 |
アルファハッシュ | ディザリングパターンを使用して半透明を表現 |
アルファブレンド | 完全な半透明表現が可能 |
アルファブレンドでのアルファ値の違い
0 | 0.5 | 1.0 |
---|---|---|
透明なのでなにもない |
完成系
核を作る
Shift + A
でICO球を作成する.
マテリアルプロパティからベースカラーを赤にした.
調整する
ここまで作っていて,スライムっぽくないと思ったので,最後に調整しました.
少しだけ下をプロポーショナル編集で凹ませて,よりスライムっぽくしました.
さいごに
今回は透明なマテリアルを生成する勉強として,核のあるスライムをつくりました.
これをつかって色々なオブジェクトを作ってください!!また,こんなものを作って欲しい,こんなのが作れるんじゃない?こんなものを作ってみました〜っていう人がいましたら,コメント待っています!!!!
それではみなさんよいエンジニア生活を〜👋