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はじめに

今回はした図のような核のあるスライムを作ってみました.
これを参考に中身が見えるような透明なマテリアルの設定方法を学んでいきましょう.

手順

  1. 本体を作る
  2. 核を作る
  3. 調整する

本体を作る

形を作る

Shift + A でUV球を作成する.
image.png

本体なので sでサイズを大きくしておきましょう.

右クリック → スムーズシェイドで滑らかにします.
image.png

現時点の状況
image.png

色をつける

zでマテリアルプレビューを開く.
image.png

右のプロパティタブからマテリアルプロパティを開く.
image.png
image.png

新規から新しいマテリアルを生成する.
今回変更するのは以下の5つです.
スクリーンショット 2024-07-02 15.11.49.png

ベースカラー

オブジェクトの色を決めます.
今回はスライムということで水色にしました.
image.png

粗さ

表面がどれだけ光を反射させるかを決めます.

0 0.5 1.0
image.png image.png image.png

伝播

物質を通過する光の量と挙動を制御します.
わかりやすくするために粗さを0.25にします

0 0.5 1.0
image.png image.png image.png

伝播の粗さ:オブジェクトの中身の粗さを表します

アルファ値

単純な透明度を表します.
物体をただ透けて見えるようになる.
ブレンドモードと組み合わせて扱います.

ブレンドモード

ブレンドモードには不透明,アルファクリップ,アルファハッシュ,アルファブレンドの4つあります.

不透明 完全に不透明な材質を表現
アルファクリップ 透明か不透明かの二値で判断
アルファハッシュ ディザリングパターンを使用して半透明を表現
アルファブレンド 完全な半透明表現が可能

アルファブレンドでのアルファ値の違い

0 0.5 1.0
image.png 透明なのでなにもない image.png image.png

最終的にこういう値にしました.
image.png

完成系

image.png

核を作る

Shift + A でICO球を作成する.
マテリアルプロパティからベースカラーを赤にした.

image.png

調整する

ここまで作っていて,スライムっぽくないと思ったので,最後に調整しました.
少しだけ下をプロポーショナル編集で凹ませて,よりスライムっぽくしました.

image.png

さいごに

今回は透明なマテリアルを生成する勉強として,核のあるスライムをつくりました.
これをつかって色々なオブジェクトを作ってください!!また,こんなものを作って欲しい,こんなのが作れるんじゃない?こんなものを作ってみました〜っていう人がいましたら,コメント待っています!!!!
それではみなさんよいエンジニア生活を〜👋

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