はじめに
過去の投稿を読んだ方ならなんで今さらITパスポート?と思うかもしれません。
単純に会社で取得が推奨されたからです。推奨資格なのに持ってないの?と言われたくないので取得しました。
感想
先に所感を書いておきますと、合格ラインへの到達はある程度IT分野で経験があれば容易と思います。ただし、高得点を目指すのは少し難しいかもしれません。
また、IT分野での経験がない人や学生にとっては、ストラテジ、マネジメント、テクノロジのいずれかの分野で苦戦することになるかもしれません。
ITパスポートについて
詳細については公式サイトに記載があります。ここでは重要なポイントだけ抜粋します。
試験は120分で100問の4択問題を解きます。
細かい点は以下の試験要綱に記載されています。
重要な点として、以下の記載があるとおり、ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野のうち、テクノロジ系の出題が多く、マネジメント系の出題が少なくなっています。
出題数 100 問のうち,総合評価は 92問で行い,残りの 8問は今後出題する問題を評価するために使われ
る。また,分野別評価の問題数は,ストラテジ系32問,マネジメント系18問,テクノロジ系42問とする。
(試験要綱より引用)
合格基準は、ストラテジ、マネジメント、テクノロジの3分野すべてで1000点満点のうち、300点以上が必要です。かつ、総合評価点が1000点満点のうち600点以上が必要です。
なお点数は項目応答理論に基づいて採点されるため、問題によって配点が異なります。概ね難易度に比例して高配点になっているはずです。
つまり、マネジメントの問題は18問しかなく、これらを間違えすぎると、合格ラインの300点を下回るおそれがあります。ITパスポート自体は簡単な試験であり、IT分野での実務経験がある程度あればほぼ問題ありませんが、学生や新社会人の方には少し難しいかもしれません。
また、ITエンジニアとして働いていない人にとってはテクノロジ系問題を落としすぎると、総合点で600点を上回れないかもしれません。
試験対策
ITエンジニアとして働いている方はノー勉でいけると思いますが、万全を期したい方は過去問が公開されていますので、そちらで雰囲気を掴むと良いと思います。おそらく過去問で各分野6割取れていれば問題ないものと思います。ただし、テクノロジ系の正解数が少ない場合は、総合点で600点を下回るおそれがありますので注意してください。
試験結果
以下のスクリーンショットのとおりです。
ストラテジの問題は私にはやや難しく感じました。マネジメントの問題は正直もう少し取れたかなと思います。
テクノロジ系の問題はほぼ問題ありませんでした。