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テストセンターでの受験方法

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はじめに

私はこれまで数々の資格試験に挑戦し、20回以上テストセンターを利用しました。この記事ではその中で得られた知見を共有するものです。
何度もテストセンターに通っているとわかりますが、多くの会場ではIT系資格以外の試験も行われています。就活中と思われる学生がSPIを受験しているのも見かけました。はじめてパソコンを使った資格試験やSPIに挑戦する方向けに、テストセンターでの受験のしかたを解説します。
なお、この記事では私がこれまでに受験してきたIT系資格を元に記載しており、受験する試験によっては若干異なる可能性があります。
必ず各資格試験の公式サイトもご参照ください。

予約方法

一般的にはピアソンビューやプロメトリック、オデッセイなどのサイトから予約します。試験によっては別のサイトから予約することもあります。(例えばGIACの場合は、GIACのサイトから予約します)
予約する際に、日時と場所を決めます。この日時と場所はよく考えて選んでください。

日時は、確実にその会場に到着できる日時を選びます。私の場合は、試験開始1時間以上前に会場付近に到着し、近くのカフェなどで勉強するようにしています。万が一交通機関のトラブルなどで到着が遅れても間に合うようにするためです。
場所は自宅や職場近くのテストセンターを選びますが、テストセンターの規模、設備にはかなり差があります。事前にテストセンターの名前でググっておき、試験会場の写真を確認しておくことを推奨します。少なくとも隣とパーティションで区切られている会場を選びましょう。
テストセンターの規模が小さい場合、予約がやや取りづらいことがあるかもしれませんが、個人的には規模の大小よりも、試験に集中できる環境かどうかが重要だと思います。場所によっては電車や車の音が気になるかもしれません。会場によってはヘッドホンのような耳栓が用意されている場合もあります。これも事前にググっておけば確認できます。

持ち物

試験によって持ち物は変わりますが、一般的な持ち物を記載します。
絶対に忘れてはいけないのが身分証明書です。ほぼすべての試験で確認されますし、2つ以上の提示を求められる場合もあります。
通常は運転免許証やパスポート、マイナンバーカードの中から2つ持っていけば問題ないと思います。これ以外を求められる可能性もありますので、受験する試験の公式サイトでご確認ください。
試験によっては参考書や電卓などが持ち込めるかもしれません。受験する試験の公式サイトで確認ください。
参考書で直前まで勉強したいという場合は、試験会場では勉強できないことがあるので、近くのカフェを利用することを強くお勧めします。試験会場に着いたらもう勉強禁止なので受験してくださいと言われるかもしれません。

なお、就活中の学生の方で、SPIを受験する際の服装を気にする人がいるようですが、テストセンターの受付の人は採用試験とは関係ありませんので、服装を気にする必要はありません。(当然ですが、テストセンターではなく、会社でSPIを受ける場合はスーツの方が良いと思います)

試験の受け方

受付

最初に受付をします。予約した時間と名前、受験する試験の名前を言えば良いです。試験によって異なりますが、同意書への署名、写真撮影、デジタル署名1、静脈認証登録(今のところCISSP、SSCPのみ経験)などが行われます。
私物は持ち込めるもの以外はすべてロッカーにしまいます。ポケットも空にします。

受験

受付が終わったら、試験を受けるパソコンの前に案内されます。後はパソコンに表示される指示に従って操作するだけです。
多くの試験は、選択式の問題です。正解と思われる選択肢をマウスで選択します。1つを選ぶものもあれば、2つ以上を選ぶ場合もあります。
ごく一部ですが、記述式の問題もあります。その場合はキーボードを使って入力します。
またさらにごく一部の試験では、仮想マシンを操作して解答2するものもあります。そのような試験は公式サイトにその旨が記載されているはずですので事前にご確認ください。

試験にもよりますが、通常は後から見直すためのフラグを立てるボタンが画面上に表示されているはずです。自信がない問題は後から見直すためにフラグを立てておくと良いです。最後まで解答した後、すべての問題を見直す、フラグを立てた問題だけを見直す、任意の問題を見直すのいずれかを選べます。見直しが終わったら試験終了ボタンを押すと、試験が終了します。
なお、最近CISSP試験は見直すことができなくなったようですのでご注意ください。GIACの試験も見直すことはできません3。1つ1つの解答を間違えないようにしましょう。

試験終了

試験終了ボタンを押すか、制限時間が0になったら試験が終了します。アンケートが表示される場合もあります。
合否は通常はその場で表示されるか、受付でもらうレポートに合否が記載されています。試験によっては合否判定がその場で行われないこともあるようです。
受付で結果レポートをもらいます。(試験によってはレポートが出ないこともあります)
指示があるまではロッカー内の私物を取りに行かないでください。不正行為とみなされることがあります。
最後にロッカーから私物をとって終了です。

まとめ

私にとっては当たり前のことではあるのですが、ちょうど新社会人になったばかりで資格取得を命じられたという人もいるでしょうから、テストセンターでの受験のしかたを書いてみました。参考になれば幸いです。

  1. ここでいうデジタル署名とは、PGPなどのデジタル署名ではなく、データとして記録される自筆の署名のことです。

  2. GIACの一部の試験やCompTIAの一部の試験が該当します。

  3. GIACの試験では、見直すことはできませんが、解答を保留することはできます。ただし、保留できる問題数に制限があります。

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