#なんでこのような記事を書くのか
.NET FrameworkとWindows Server OSの対応関係はMSのドキュメント(https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/framework/migration-guide/versions-and-dependencies) に整理されていて、そこによると.NET Framework 3.5をWindows Server 2016にインストールすることは可能であると書いてある。
でも、機能追加を行おうとすると失敗してしまうので対応法を調べてみたのだが、個人のブログやフォーラムでのやりとりばかりが検索に引っかかってしまい、MSの推奨する方法がなかなか見つからなかった。
個人で管理しているサーバーならどのような方法で機能を追加してもいいのだが、企業で管理するサーバーの場合、公式な裏付けがない手法を用いて機能の有効化を行うことにためらいを感じる人が多いと思い、公式ページのリンクを参照しながら、機能の有効化の方法を確認していく。
つまりタイトルの「正しい」というのは、MSを参照しているという意味であり、実行する内容はブログやフォーラムに書かれている内容が間違っているわけではないので誤解なきようお願いします。
#MSの見解
https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/manufacture/desktop/microsoft-net-framework-35-deployment-considerations
リンク先をあえて英語のサイトにしているのは、日本語サイトだと感じな参照パスの部分が不要に日本語化されてしまっていて意味がとりにくいからで、人に説明するときなどは日本語サイトでもいいかもしれません。
日本語、英語両方で確認して納得することが大事だと思います。
Dドライブの部分は、インストールメディアが入っているドライブを指定する。
#注意点
Windows Server 2019の場合にも、ここに示したのと同様の手順で.NET Framework 3.5をインストールできるというブログが確認できたので、実際インストールすることはできるのだと思う。
しかしこの記事で想定している読者は、企業などのサーバーにインストールする説明責任のある人物なので、MSのサイトにインストール可能と書かれていないWindows Server 2019に関してはインストールはしないことを勧めたい。
もし、MSがWindows Server 2019に対しての.NET Framework 3.5のインストールを保証しているようであれば、参考サイトなどを教えていただきたいと思います。