ジャーニーマン( @beajourneyman )です。長いの"ジャニ"と呼ばれています。
AWS Certified AI Practitioner のBeta試験最終日に受験し、何とか合格できたので、充実の無料教材とその勉強法、関連情報をいくつかご紹介します。
期間限定お得情報(執筆時点で2025 年 2 月 15 日まで)
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上記サイトに記載がある通り「2025 年 2 月 15 日までにこの認定資格を取得すると、Early Adopter (アーリーアドプター) のデジタルバッジも授与されます。」キャンペーン中です。是非ゲットしてください!
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CLFとAIFのファウンデーショナル認定が再受験無料キャンペーン中です。グッと挑戦のハードルが下がるのではないでしょうか。是非期間内にチャレンジしてください!
得点
AWS認定のアソシエイトだとギリギリ合格、スペシャリティだと不合格な範囲でした。AWS認定を目指されている方ならイメージが付くと思います。みなさん、結果を黒塗りでアップされている方が多いですが省きます。
AWS Skill Builder 無料教材と勉強法
基本的にはシンプルにひとつ AWS Skill buider の無料教材のみで、それも1周しただけです(もちろん試験ガイドは読みました)。 Standard Exam Prep Plan と言います。ラボのないデジタルの解説教材と確認テストがひとまとまりになっており、順番に受けていくだけです。
試験の内容については触れられませんが、教材の内容は「必要にして十分」でした。時間の都合で1周して理解が乏しい部分をいくつか復習するスタイルでした。得点の通り、記憶の定着のためには2周した方が安全だと思います。
なぜ無料教材だけなのか? そもそもBeta試験の最終日(2024/10/07)の受験だったので、世の中に目星しい教材自体が存在せず、受験ブログでさえ僅かでした。その中で、先駆けて公式無料教材が提供されているのは、AWSの素晴らしいところだと思います。
最後に「実際にサービスを触っておくと良いか?」についてです。オススメします。ただし、サービスによっては高額の請求が発生するケースもあるので、料金の確認は忘れないでください。試験ガイドに含まれる Amazon Bedrock と SageMaker については、プレイグラウンドなどでも感触を掴んでおくと理解の助けになります。
有料の公式プレテストと無料の公式クエスチョンセット
理解度を図るために無料の「Exam Prep Official Practice Question Set」で数回試しました。20問なので、公式のプレテスト(模試)には及びませんが、ちょっとした練習問題として感触は掴めました。
有料のプレテストでは対策しませんでした。もし、有料のサブスクリプションをお持ちであれば、対策して万全の準備をオススメします。現在、日本語版がリリースされていますのでご紹介します。
受験した所感
AIに関する網羅的な知識を問われる良い試験だと感じました。また、同じ基礎レベルのCLF(2022年受験)と比較すると明らかに難易度が高いと感じました。全冠のエキスパートや数名の知人にも聞いてみましたが、総じて近しい好意的な評価でした。
受験対象者
AWS の AI/ML テクノロジーに最大 6 か月間携わった経験を持つ方を対象としています。AWS で AI/ML ソリューションを使用しますが、必ずしも構築している必要はありません。
ガイドには上記の通り記載があります。こちらは個人的な思いも入れてお話しすると、自分のようなPMやラインの方含め、AWSに関わるビジネスをされている方"全員"にオススメしたいと感じました。ガイドでも、AWSがいう Builder (開発者)だけでなく、User(利用者)が含まれている点もポイントです。
関連情報
参考スキルレベル
普段、業務では Amazon Connect (AWSのマネージドなコールセンターSaaS)を基盤としたシステムのPMポジションをしています。技術より顧客・メンバーとのコミュニケーションや調整、プロジェクト管理が主業務です。意識しないと、技術的な習熟が難しいとも言えます。意識して技術に向き合い始めたのは1年強前です。 AWS Game Day というAWSの知識を駆使して課題解決し得点を競うイベン参加が大きなきっかけでした。それまでの取得資格はCLFとSAAです。
AIについては業務では触っておらず、所属のサンドボックス環境でBedrockを中心に試している程度、またAWSに限らないAI全般の知識も体系的に学んでいない状態からのスタートでした。
Beta試験
85問と20問多く、試験時間も長いです。また、1度落ちると再受験できない制約がある一発勝負です。合格すると正式版同様の認定が受けられます。
ベータ試験の受験者は、ベータバージョンを 1 回だけ受験できます。試験を再受験するには、試験の標準バージョンが一般提供されるまで待つ必要があります。
試験のフィードバックができるので、ユースケースや表現が気になった部分を数点コメントして提出しました。今回せっかくBetaを受けるのだから、貢献したいと臨んでおり意識して対応できました。AIFとは関係ありませんが、新設のMLAもBeta試験で受験しました。そちらは、700点にも届かず惨敗でした(720点で合格)。再チャレジン予定です。
蛇足ですが、クリスタルバージョンの限定AWS認定ステッカーが配布された際に、AIFをいただきました。追加の配布情報はありませんが、どこかで再びあるんでしょうか。
さらに学べる無料コンテンツ:AWS Black Belt Online Seminar
サービス詳しい解説やユースケースが学べるAWS無料コンテンツです。YouTubeで気軽に学べるので、見たい番組がない時に流すのもオススメです。時間を作って高頻出のサービスについては視聴してみてください。サービスに対する解像度が上がると思います。本当に素晴らしい解説動画です!
チャンネル内の検索窓に 【AWS Black Belt】 入れて絞り込みもできます。検索したら執筆時点で409本ヒットしました。学び甲斐がありますね。また、スペースで区切って サービス名 + 【AWS Black Belt】 の複合ワードで検索可能です。例えば Bedrock 【AWS Black Belt】 で調べられます。
最後に
初めてAWS認定に関して知見をまとめてみたのですが、不足がなかったでしょうか? 情報の記載順も重要なコトから書く意識をしてみました。今後に向けて改善して行きたいので、コメントやSNSなどで「コレも載せたら」「ココを直すといいよ」などフィードバックいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
ご参考になれば幸いです。
以上です。