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QRコードリーダ(バーコードリーダ)の読み取りデータをNode-Redに飛ばす

Last updated at Posted at 2022-04-09

QRコードリーダ(バーコードリーダ)の読み取りデータをNode-Redにあげます。

node-red画面0.jpg

1.QRコード(バーコード)リーダの読み取りプログラムは、以下を利用します。
  https://qiita.com/bb-mint/items/049d018d7e59a14f3aa9

2.上記のプログラムは、読み取り結果を標準出力するので、そのデータをshellスクリプトでjsonデータとしてcurlでpostします。

to_nodered.sh
#!/bin/bash
read line
curl -X POST -H "Content-Type: application/json" -d "{\"data\" :  \"${line}\"}" localhost:1880/from_qr_code

読み取って、送信は、コマンドをパイプ接続します。

QRコード・バーコードリーダのデータ読み取りをパイプする
sudo /path/qrcodereader /dev/input/by-id/usb-xxxxxx-kbd | /path/to_nodered.sh

適当なデーモン化については、次の最初に書いておきました。
https://qiita.com/bb-mint/items/eeb4b7571af0ca4ec43e

3.受け取り側のNode-redの設定は次の通りです。

「http in」で受け取り用のURLを作ります。
curlに設定した通り、/from_qr_code としています。メソッドはPOST。
node-red画面1.jpg

入ってきたデータを取り出す例として、「debug」に送ることにします。
node-red画面2.jpg

「デプロイ」して。(右上のデプロイが赤くなっているはずなので、押します。)
node-red画面3.jpg

「デバッグ」で見てみます。(右上のテントウムシのマークです)
node-red画面4.jpg

バーコードを読み込みました。受け取れました。


4.入力データをもとにswtchして、コマンドexec処理

 入力されたデータをもとに、「switch」処理します。

node-red画面5.jpg

 入力データは、jsonで、dataというkeyに入れているので、
 プロパティで、msg.payload.data とすると取り出せます。
 この入力データとの比較を追加して記載できます。
 処理は、順番に1番上から下に順に並んでいきます。

node-red画面6.jpg

 switch処理の結果1番から、PC上のコマンドを実行する「exec」に接続します。
 コマンドを、そのまま記載します。

node-red画面7.jpg

 コマンドの出力結果を確認できるように「debug」にさらに接続します。

node-red画面8.jpg

以上で、PCを起動するコマンド、「/home/node-red/notepc.sh」を実行して、
PCをONにします。中身は次のようなコマンドになっています。

#!/bin/sh
wakeonlan ff:4f:f0:0f:ff:ff

なお、コマンドは、次のようにSUID(Set User ID)して、rootでの実行権限を
渡しております。
 $ chmod u+s notepc.sh
 $ ls -al notepc.sh
 -rwsr-xr-x 1 root root 38 2月 20 19:54 notepc.sh

これでPCの起動ができます。

node-red画面9.jpg

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