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ワンボタンキーボードを組み立てて遊んでみた!

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ワンボタンキーボードとは。

 「TOKYO FLIP-FLOP」さんから販売されていて、
 キーボードの1つのボタンとマイコンを使って、
 オリジナルのショートカットキーを作れるというもの。

 先日、技術書典に遊びに行った際に出会いました。
 もともと、キーボードやボタンをカチャカチャ押すのが好きな私。
 世の中にこんなものがあったのか!と言わんばかりに、即購入。

 ようやく組み立てて遊ぶことができたので、
 その一連の流れを備忘録として残しておこうと思います。

組み立ててみた。

まずはキットの中身。

 左上から…

  • キースイッチ(1つ:緑軸)
  • キーキャップ(1つ:色はランダムらしいです)
  • ピンヘッダ(1つ:ピンが14本あります)
  • スペーサー(2つ:黒い筒状のものです)
  • ねじ(4つ:小さいので失くさないように注意)
  • 底板(1つ:ネジ穴が2つ空いている)
  • 基板(1つ:マイコンを取り付ける用)
  • マイコン(1つ:「DFRobot Beetle」)
キットの中身.jpg

用意するもの。

  • はんだ
  • はんだごて
  • ペンチ
  • マスキングテープ(あると便利)

 はんだはこれを使いました。
goot 電子工作用はんだ SD-63

組み立てていく。

① ピンヘッダを真ん中で折り、間のピンを抜く。

 金色の棒状のもの(ピン)が7本ずつになるように真ん中で折ります。
 手でパキッと簡単に折れました。  
 折ったら、端のピンを残して、ピンを抜いていきます。(ここでペンチが必要になります)
 抜けにくいピンがあり、苦戦。
1ピンを折る.jpg ⇒ 1間のピンを抜く.jpg

② ピンヘッダを基盤に差し込む。

 ピンヘッダの赤枠で囲った部分を基盤のオレンジで囲った穴に差し込みます。
 この時、基盤は「ウラ」と書いてある方を上にしておきます。
 ピンヘッダの赤枠で囲った部分と囲っていない部分で、
 ピンが突き出ている長さが微妙に違います。私は短い方を差し込みました。
 差すと、右の画像の状態になります。
 基盤の下に見えている丸いのはマスキングテープです。
 作業台として使用しました。
2ピンを指す前.jpg ⇒ 2ピンを刺した後.jpg

③ ピンヘッダにマイコンを差し込む。

 両脇のピンに合わせて、マイコンをピンヘッダに差し込みます。
 今はピンヘッダを抑えるために差し込んでいるので、あとで外します。
3マイコンを差し込む.jpg ⇒ 3マイコンを差し込んだ.jpg

④ マスキングで固定して裏返す。

 マスキングテープを使用してぐるっと一周固定します。
 右下画像の赤で囲った部分にマスキングが被らないように注意し、
 マイコンが下側になるようにひっくり返します。
4マスキング横から.jpg ⇒ 4マスキング.jpg

⑤ はんだ付けの準備。

 はんだ付けなんて中学ぶりなので、うまくできるかドキドキしました。
 はんだごては職場の同僚に借りました。
 熱くなるので、やけどには十分注意してください。
5はんだ付け準備.jpg

⑥ はんだ付け。(8か所:ピンが出ているところ)

 ピンが出ていた8か所をはんだ付けします。(左下の2か所はちょっと失敗…)
6はんだ付け8か所.jpg

⑦ キースイッチを基盤に差し込む。

 マスキングテープとマイコンを外し、
 先ほどはんだ付けを行った面からキースイッチを基盤の穴にしっかりと差し込みます。
 意外と固く、力が必要でした。
 差し込んだところを横から見た感じはこんな感じ(右下画像 ボケてる写真ですみません…)
7キースイッチ.jpg ⇒ 7差し込んだ後.jpg

⑧ 裏返してはんだ付けをし、ピンにマイコンを差し込む。

 赤丸の部分をはんだ付けします。
 また、先ほど⑦で外したマイコンを再度取り付けます。
 この時、向きに注意してください。
 オレンジ色の四角で囲った部分は、マイクロUSBの差込口です。
 基盤側にも「USB」の文字が記載されているので、
 マイコンのUSB差込口が、基盤の「USB」の文字の上にくるように取り付けます。
8はんだづけ.jpg

⑨ はんだ付けする(8か所:ピンが出ているマイコンの部分)

 赤で囲んだ部分をはんだ付けしていきます。
 マスキングテープで止めると、はんだ付けしやすいです。
 はんだ付けが終わったらマスキングテープを外します。
9はんだ前edited.jpg ⇒ 9はんだ後.jpg

⑩ 基盤にスペーサーと底板を取り付ける。

 キースイッチのついている方向からネジを差し込み、
 スペーサー(黒い筒状のパーツ)を取り付けます。(2か所)
10スペーサー1.jpg ⇒ 10二か所.jpg
 残りのネジと底板を使用して、スペーサーを挟み込むようにネジ止めします。
 下の画像は底の部分を映した写真です。
10底板.jpg

⑩ キーキャップを取り付ける。

 キーキャップを上から押すようにして差し込みます。
 この時、キースイッチについている十字のパーツをキーキャップに差し込むのですが、
 微妙に十字の幅が違います。
 幅が合うよう、よく見て差し込みます。
11キーキャップ.jpg

⑪ ワンボタンキーボード 完成。

 感慨深いです。組み立てが完了し、ワンボタンキーボードが完成しました。
 これで思う存分カチカチできるキーボードが増えました。
 次の記事では、このワンボタンキーボードにプログラムを入れていきたいと思います。
12完成.jpg

◆ どこで買えるの?

 私は技術書典で購入しましたが、
 なんと、Amazonでも買えます ↓
 TOKYO FLIP-FLOP ワンボタンキーボード(組立キット) (黒)

◆ 組み立てるために参考にさせていただいた記事

 今回は趣味TECHオンライン様の記事を参考にワンボタンキーボードを組み立てました。
 私の書いた内容よりもわかりやすく、写真も綺麗なので必見です。ぜひ。
 殆ど同じ内容やないかい!というツッコミは甘んじてお受けします。

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