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【Linux】第4回講義の備忘録 ~課題のためのヒント~

Last updated at Posted at 2023-05-11

今回扱うコマンド

  • chmod:パーミッションの変更
  • du:ファイルサイズの容量の表示
  • tar:tar形式のアーカイブの作成/展開

chmodコマンド

このコマンドはファイルやディレクトリのアクセス権限を変更します。
& chmod [オプション] <権限> <ファイル名>

オプション  説明
-R 指定したディレクトリと、その下にあるファイルのアクセス権限をすべて変更する
-f アクセス権限を変更できない場合だけエラー表示する
-c ファイルモードが変更されたときだけ冗長モードで表示する

アクセス権限については以下のように表記します。「rwx」はそれぞれ「読み込み可能」「書き込み可能」「実行可能」を表し、前から順番に次のようにどのユーザーにアクセス権限を与えるかを設定できます。

- ➀rwx ➁rwx ➂rwx
➀:所有ユーザーのアクセス権限
➁:所有グループのアクセス権限
➂:その他のユーザーのアクセス権限

ファイルタイプについて簡単に以下の種類があります。

  • - ファイル
  • d ディレクトリ
権限パターン 引数
--- 0
--x 1
-w- 2
-wx 3
r-- 4
r-x 5
rw- 6
rwx 7

各桁について-ならば0r,w,xのいずれかの文字がある場合は1といった3桁の2進数表記をしたときに各桁の和を求めることで上記のような8進数表記を得ることができます。

(例)rw-を2進数で表記すると110これを10進数で表すと4+2+0=6が得られます。

duコマンド

このコマンドはファイルのディスク使用量をバイト単位で表示します。
& du [オプション] <ファイル名>

オプション  説明
-a すべてのファイルサイズを表示する
-h 単位を付けて表示する
--time すべての最終個往診時間を表示する

tarコマンド

このコマンドはtar形式で圧縮・解凍するコマンドです。
複数のファイルをひとつのファイルにまとめるのに使われます。
& tar [ファンクション] [オプション] <ファイル/ディレクトリ名>

ファンクション   説明
-c アーカイブを作成する
--delete アーカイブから指定したファイルを削除する
-t アーカイブの内容を一覧で表示する
-x アーカイブからファイルを取得する
オプション   説明
-v 処理したファイルの一覧を表示する
-f <アーカイブ名> 指定したアーカイブを利用する
-j bzip2形式を利用して圧縮・解凍をする
-J xz形式を利用して圧縮・解凍をする
-z gzip形式を利用して圧縮・解凍をする

ファンクションとオプションは-を使用せず文字をつなげて実行します。

実行例

(例1)& tar cvf 001.tar testfile

testfileディレクトリを001.tarという名前でtar形式で圧縮します。cはアーカイブを作成、vは処理したファイルを一覧表示、f 001.tarは001.tarというアーカイブを利用(作成)します。

(例2)& tar tvf 002.tar

002.tarという圧縮フォルダーの中身を解凍せずに一覧表示します。tはアーカイブ内を一覧表示、vは処理したファイルを一覧表示、f 002.tarは002.tarというアーカイブを利用する。

(例3)& tar xf 003.tar

003.tarという圧縮フォルダーを解凍します。xはアーカイブからファイルを取得、f 003.tarは003.tarというアーカイブを利用する。このコマンドは、解凍結果は一覧で表示されません。

以上の内容で第3回課題はクリアできるのではないかと思います。
講義内の他のコマンドgzip zip xzコマンドに関しては省略します。

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