こんにちわ。今日行きつけの整体師に君は日本の宝だと言われました、宝系エンジニアのばーちーです。ついに今日私自身の初著作「iOSアプリ開発デザインパターン入門」をインプレスR&Dさんから出版しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4844398326
本書の目的
本書の目的はMVC やMVVM などと呼ばれるiOS アプリケーション開発をするために必要な設計を学ぶことです。 私は前職などで、インターン生などの教育を担当していて、プログラミングのプの字も知らない人に対して、iOSを教えていました。そこで問題意識を持っていたのは、初心者から中級者への壁が高いこと、そしてそれらを橋渡しする良書が日本には存在しないことです。海外の本だと何冊かありますが、日本にはありません。最近では、iOSが初めてのプログラミング経験という方が多く、当然オブジェクト指向などの言葉も知らない人が多いです。コンピューターサイエンス出身であれば授業で学び、JavaやCではこう書くけど、Swiftではどうなんだろうという発想ができますが、iOSが初めてであればオブジェクト思考などは別個で勉強しなければいけません。しかし、本屋に並んでいるオブジェクト思考の本は、CやJavaで書かれた本で、iOSではありません。しかし、オブジェクト思考が理解できることは中級者になるために非常に大事なステップですし、これが理解できて初めて、Appleが提唱したProtocol指向が理解できると考えています。さらにそこの理解なくしては、MVCやMVVMなどの設計も理解できません。
そのような理由から、某Webサービスや、某プロフラミングキャンプでなどでiOS学んでも、プロダクトを作れるようにならずその先がありません。なので、iOS初心者の方が、スムースに、企業で働くことなく、中級者になる為に必要な知識を体系的にまとめた本を作りました。
目次
第1章 前準備 ~おすすめ書籍
第2章 前準備 ~オブジェクト指向とは
第3章 前準備 ~プロトコル指向とは
第4章 前準備 ~入門書には書かれていないが重要なiOS開発Tips
第5章 Model View Controllerデザインパターン
第6章 MVCでタスク管理アプリを作ろう
第7章 Model View ViewModelデザインパターン
第8章 MVVMでGitHubクライアントアプリを作ってみよう
想定している読者
想定している読者は以下のような方々です。
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iPhoneアプリの入門書を一通り読んだが、具体的にどう作っていいかわからない。
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iOS歴6ヶ月未満の方
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iOSエンジニア教育担当の方
工夫した事
また、この本の特徴としては、本当に初心者に伝わる文章なのかということに重点をおいたことです。
実際にプログラミングをやったことがない人に対して、iPhoneアプリの入門書を読ませ、その状態でこの本が本当に理解できるかというテストをし、校正を重ねました。
第2冊目に読むべき入門書として最適だと考えています。
ぜひよろしくお願いします。 Amazonから購入可能です!!
この本をもっとよくする為に
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わかりにくい箇所や間違っている箇所があれば教えてください!
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私の経験上の話も入っているので、マサカリポイントが多数あります。ぜひマサカリお願いします。事前にここがマサカリにあうだろうなあという点に関して、まず私自身の意見を述べさせていただきます。
[マサカリポイント]
① Storyboardとコードでレイアウトどちらがいいのか。
著者の意見はどちらでも構わない。どちらにもメリットデメリットがあり、大切なことはデメリットに対する自分なりの解決策を持つことです。好きな方を選びましょう。そして郷に入ったら郷に従いましょう。
② frame レイアウト vs Auto レイアウト
本書の中では、Auto レイアウトの欠点として描画速度が遅いことをあげています。しかしよっぽど凝ったsubViewの多いアプリでなければそこまで違いを感じることはないと思います。しかし描画速度が遅いという事実を認識することは重要です。詳細な情報はAuto Layout絶対殺すマンの星野さんがレクチャーしてくれます。
(https://twitter.com/lovee)
著者の意見としては、基本Auto Layout で、subViewの多い画面ではframe レイアウトを検討してもいいんじゃないかということです。
③ 強い攻撃的な言葉でマサカリされると凹みます。優しい言葉でマサカリしてあげてください。
本書がみなさんのiOS力向上に寄与することを強く信じています。
ぜひ買ってね!!
最後にこの本を作るに当たって協力してくれたすべての人に感謝します。
スペシャルサンクス
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執筆を手伝ってくれた横田健太
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編集を手伝ってくれた小松 尚平
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出版に協力していただいたインプレスR&D様
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イラストを担当してくれたコットリンク(https://twitter.com/TsumariGracias)
ありがとう!!