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SI向けGitHub-flow改

Last updated at Posted at 2022-12-05

はじめに

  • SIとしてGitブランチ戦略を考えた時、何が最適か見つからなかった
    • GitHub-flowは都度リリースする形態が前提なので、SIの様にフェーズという長い期間を経てリリースするのに向かない
    • Git-flowはdevelopブランチとmainブランチの定義が曖昧、きっちり管理しないとカオスになる
    • GitLab-flow, gitworkflows...
  • 運用としては単純明快なGitHub-flowがいいが、SIにおける運用や各ブランチの明確化、CICD運用を踏まえて改良して運用することにした。

概要

  • mainがメインである
  • タスク作業はfeature/#{issue番号}で行う
  • 不具合対応はhotfix/#{issue番号}で行う
  • 環境確認用ブランチ(検証: env-staging / 本番: env-production)を用意する
    • 各環境にデプロイする際に対象ブランチで上書きし、デプロイする
      上書き元と同一のブランチとしたいため、コンフリクトリスクがあるmergeやrebaseは行わない
      # STG環境の場合
      git checkout env-staging
      git reset --hard 上書き元ブランチ
      
    • 本ブランチはデプロイするためだけのテンポラリブランチであり、壊れても無くなっても問題ないものとする
    • 現在の各環境の状態となる
    • ブランチpushによるCICDを行うなら本ブランチをトリガーとする
    • 状況により環境ブランチを切る (開発: env-development等)
  • ファーストリリース前後で運用方法が変わる(下図参照)
    • ファーストリリース後のmain問題なく動作する本番環境と同じもの(受入テストを完了したもの)という扱いとする

ファーストリリース前

github_flow_kai-before.png

  • 開発者にとっては基本的にGitHubFlow
  • タスク作業をする際は、mainから feature/#{issue番号}を切る
    • タスク完了後、mainへマージする
  • 各環境動作確認時
    • mainを環境確認ブランチ(検証: env-staging / 本番: env-production)へ上書きする
      # STG環境の場合
      git checkout env-staging
      git reset --hard master
      
    • 対象ブランチをデプロイし、動作確認する
  • リリース時
    • mainenv-staging, env-productionへ上書きし各環境にデプロイ、動作確認する
      # STG環境の場合
      git checkout env-staging
      git reset --hard master
      

ファーストリリース後

github_flow_kai-after.png

  • mainよりrelease/ver{バージョン番号}を切る- タスク作業をする際は、release/ver{バージョン番号}からfeature/#{issue番号}を切る
    • タスク完了後、release/ver{バージョン番号}へマージする
  • 不具合修正が生じたら、mainからhotfixを切る
    • 修正後、env-staging, env-productionへ上書きし各環境にデプロイ、動作確認する
      # STG環境の場合
      git checkout env-staging
      git reset --hard hotfix/#***
      
    • 本番の動作確認完了後、masterへマージする
    • 開発中のrelease/ver{バージョン番号}へマージする
  • リリース時
    • release/ver{バージョン番号}env-staging, env-productionへ上書きし各環境にデプロイ、動作確認する
      # STG環境の場合
      git checkout env-staging
      git reset --hard release/ver{バージョン番号}
      
    • 本番の動作確認完了後、mainへマージする
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