Varbaseとはvardot社が提供しているDrupal8のディストリビューションパッケージです。
安定版と開発版があります。
開発版だとモジュールもdevを中心にインストールされます。
コアモジュール以外にコントリビュートモジュールが120個入ってます(vardoc社のオリジナルモジュール含む)。
テーマはAdminimalとBootstrapが入っています。
モジュールをパッケージ化することにより、開発時間に当てる。
Vardot社のモジュール
Varbase Total Control Dashboard
View Modes Inventory - Bootstrap Ready
[Media Hero Slider]
(https://www.drupal.org/project/varbase_heroslider_media)
[Varbase Carousels]
(https://www.drupal.org/project/varbase_carousels)
[Varbase Editor]
(https://www.drupal.org/project/varbase_editor)
パッケージに入っているモジュールで個々に入れたい場合、gitHubにしかないモジュールもあります。
###Varbase: The Ultimate Drupal 8 CMS Starter Kit (Bootstrap Ready)
https://www.drupal.org/project/varbase
https://github.com/Vardot/varbase
#インストール
##24時間試せるDrupal環境
###Simplytest.me(devのみ)
https://simplytest.me/project/varbase
設定は自動で行うのでお手軽です。
##ローカル環境
1.Composerでインストール
composer create-project Vardot/varbase-project:^8.4.12 PROJECT_DIR_NAME --no-dev --no-interaction
インストール後、PROJECT_DIR_NAME
の箇所はインストールしたフォルダ名になります。
今回はweb
にしました。
2.ローカル環境でのインストール
https://ftp.drupal.org/files/projects/varbase-8.x-4.12-core.zip
解凍したものをドキュメントルートに置きます。
2.の場合はドキュメントルートでディレクトリの作成・権限の設定をしておくと楽です。分からない方は、エラーが出るので、ディレクトリがない・settings.phpがない・パーミッションの変更対応をしてください。
$mkdir -m 777 sites/default/files
$mkdir -m 777 sites/default/files/translations
$cp sites/default/default.settings.php sites/default/settings.php
$chmod 777 sites/default/settings.php
データベースをMysqlで使いたい場合は、事前にテーブルを用意します。
##ブラウザでインストール
ブラウザでドキュメントルートにアクセスします。
http://localhost/web/
[Save and continue]で次の設定に変わります。
一番下のテキストリンクの[とりあえず進む」で次の設定に変わります。
赤※マークを埋めます。ここでは出来ませんが、ユーザー名はインストール後に変更可能です。(Simplytest.meでは自動設定で入ります)
DBの設定を入れます。(Simplytest.meでは自動設定で入ります)
日本語以外の言語を使用するか確認されます。(言語は複数選択可能)
ローカル環境で入れた場合、日本語のみだと次の画面からエラーがインストール後も出る(言語追加するまで)ので「English」だけ選択して[保存して次へ]を押します。
Extra componentsの有効確認。チェックしなくてもインストール後、有効に出来ます。
Development toolsの有効確認。[継続]を押します。こちらも後で有効に出来ます。
デフォルトテーマのVarthemesに切り替わります。[Get started]を押すと管理画面等触れるようになります。
Drupalにあまり触ったことがない方、インストールしてみたけど、インストール後の画面があまりにシンプル過ぎて愕然とした方。
Varbaseをインストールすることで、この機能がどのモジュールで動いているのか、確認しながらDrupalを始めませんか?
後日、時間が取れたらVaebaseに入っているモジュール解説します。