この記事は、ドシロウトが初めてPuppy Linuxを試したメモです。
・シノバー(shinobar)さんの以下の動画を見てPuppy linuxに興味をもった
Puppy Linux をUSBにインストール・Rufus編
https://www.youtube.com/watch?v=-CKzpC8ys8E
動画の元のブログ記事
RufusでパピーをUSBインストール
https://shinobar.net/linux/blog/?viewDetailed=00009
シノバー(Shinobar)さんは、日本のLinuxコミュニティで知られている開発者・貢献者の一人で特にPuppy Linuxに関連する活動で有名な方らしい
・動画の通り、USBメモリーで試すと以下の結果になった
mouseのWindowsタブレット、WN1004v2ではPuppy linuxのGrub画面が崩れてしまいおかしくなったので試すのをやめた。
ドスパラのノートパソコン、Altair F-13KR(CPU:i5-8250u RAM:8GB)だと、Grub画面が正しく表示され、動画の通りPuppy linuxをUSBメモリにインストールできた。
個人的な想像だが、mouseのWindowsタブレットではBIOS画面が縦画面で表示される仕様なのでそのせいかもしれないと思っている。
・USBメモリでの動作確認の感想
起動はUSBメモリからのロードするせいか、かなり時間がかかる(体感2分くらい)
シャットダウンもUSBメモリに書き込みするせいか、かなり時間がかかる(体感2分くらい)
起動してしまえば、Puppy Linux の共通の特徴として、可能な範囲でシステム全体をRAMに読み込んで実行する設計になってるらしいので、サクサク動いた
デフォルトのブラウザがFirefoxで個人的にほぼ使ったことなく使いづらい
・USBメモリから外付けのポータブルSSDに変更
起動、シャットダウンが遅いため、外付けのポータブルSSDにPuppy linuxをUSBメモリにインストールして試した
外付けのポータブルSSDは、USB3.0接続、M.2 SATA 128GBのものを利用
シノバー(shinobar)さんのの動画の通りいけるかと思ったら以下の点が違った
RufasでポータブルSSDが最初FATではなくLarge FATで認識、書き込みに失敗した
NTFS、8192バイトで書き込みしたらうまくいった
USBメモリから起動時はメイン画面に表示されたSaveボタンが表示されなくなった
Puffy イベントマネジャーで保存間隔が無効化されて変更できなかった
個人的な想像だがSSDの場合、自動的に保存されるらしい、シャットダウン→起動してもとくに設定が戻ることはなかった
・外付けのポータブルSSDでの動作確認の感想
起動は1分以内になり、少し早くなった
シャットダウンは20秒程度ですごく早くなった
Quickpet(Puppy Linux用のソフトウェアを簡単にインストールするためのアプリ)でChromiumをインストールしてみたがインストール自体は成功するものの起動できず
よくわからず、一旦あきらめ
FirefoxでChromeの.deb版をダウンロードしてダブルクリックもインストール自体は成功するものの起動できず
以下のPuppy Linux 日本語 フォーラムからsfsファイルをダウンロードしてインストールした
Chrome の sfs - Puppy Linux 日本語 フォーラム
https://sakurapup.com/forum1/viewtopic.php?t=3305
おそらく、フォーラムの記事通りやれば良いと思われるが、Rootでメニューから起動できればよかったので、実際には手抜きして以下をやって使えた
jwmrcファイル(隠しファイル)探して、メニューでchrome選択時のコマンドを以下に変更した
google-chrome-stable --no-sandbox
ChromeでYoutubeをFHDで見てる程度では全く問題なし
PuppyパッケージマネージャーでVLCはインストールできた
VLCでIPTVも見れた
全体としてさくさく動いており、問題なし