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FRCで機体の設計をした話-SAZANKA Robotics

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はじめに

こんにちは、しがない高校生をしているBasalte(ばさると)と申します。
今回はSAZANKA RoboticsというFRCチームに参加した記録、経験などを残しておきたいと思います。

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自分は普段PyLoT Roboticsというチームを立ち上げ、RoboCup@Home Eucationという大会に挑戦しています!
もしよければこちらのリンクも合わせてご覧ください!!

加入

SAZANKA Roboticsから学校にお誘いの電話が来たので、さらっと返信してみたところ、リーダーが文化祭に来てくれました。
そこでお話しした結果、すぐに加入することが決まってしまいました。
SAZANKAは毎年企業からお金を集めて活動をしていて、アメリカの大きな大会に参加している珍しいチームだったということで、自分の経験にプラスになりそうだなと思い加入を決めました。

9月~12月

この期間はひたすら資金集めと過去の他チームのロボットのCAD漁りをやっていました。
資金集めに関して、たくさんの企業の方をお話をすることができ、資金面の交渉以前にとてもいい経験になりました。

CAD漁りは、過去のFRCチームが公開しているビルドスレッドとCADデータを見て、ロボットの機構やなぜそのような機構になったのかの過程などを調べました。
設計の雰囲気をつかみ、どういう過程を踏んでロボットを作っているかを学びました。

1月~2月上旬

1/7にこの年のルールが発表され、シーズンが始まります。
最初はとにかくルールを読み、どういう機構を作ったら点を取れるかを考えます。
自分たちはRI3Dという社会人(?)がやっているルールが出てから3日でFRCロボットを作り上げるというYoutubeをよく見ていました。
1月中旬には自分も担当を持ち、過去のロボットを参考に設計に入りました。
海外の部品やCADは全部インチで作られているので、寸法を合わせる際にはヤードポンド法を割と恨みました。ヤーポンは滅べ

設計が終わると金属加工、組み立てです。これはMISUMI、Andymarkから部品が届くのを待っていたので少し遅れました。

2月下旬~4月

ちまちまと自分の担当の修正を加えてはいましたが、基本的に自分はあまり活動には参加しませんでした。
これはシーズンが始まる前から伝えてはあったのですが、普段は別のロボコンチームのリーダーをやっているため、自分の担当の設計が終わったらコミットを下げる予定でした。ハワイに行かないことも決まっていたため、本当に数日しか活動場所に行かず、部品の加工などを少し手伝ってメンバーを送り出しました。

大会期間中は作業の傍ら大会結果や公式配信をたまに見ていました。
大会期間中は私が設計した部分を中学生がメンテナンスしていて本当に頭が上がりませんでした。
公式配信で私が担当した部分で点数を取っていた時は何とも言えない嬉しい思いに駆られました。

最後に

自分がコミットできたことは少ないですが、初めてこんなに幅広い学年の人たちと共同作業をやったなという新鮮な体験でした。
また、普段は制御しかしない人なので、設計を少し触ることができたことも大きい経験だったと思います。

改めて一緒に戦ってくれたチームリーダー、メンバー、メンターの皆さんに感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございました。

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