踏み台サーバの先にあるサーバへ、踏み台サーバをトンネルして接続するマクロを作成した。主にHTTPサーバを想定して作ったが、いろいろ工夫すれば他にも使えると思う。
以下のリストをファイルに保存して、設定を変更しTeratermのマクロとして実行します。ファイル中のxxxxxxの部分、SPORT、DPORTを環境に合わせて変更します。
SPORTは例として自PC(localhost)の1080を設定していますが、適宜変更して下さい。
DPORTは例として踏み台から先のWebサーバを想定して80としていますが、適宜変更して下さい。
Teratermトンネル設定.ttl
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;; 踏み台経由でポートフォーワードするスクリプト
;; このセッション実行中は、ポートフォーワードで踏み台の先のサーバへアクセスできる
;; 例えば以下の設定で、ローカルPCのブラウザから「http://localhost:1080」でアクセスすると
;; DIPサーバのDPORTポートへhttpでアクセスできる
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HUMIDAI = 'xxx.xxx.xxx.xxx' ; 踏み台サーバのIPアドレス
LOGIN_USER='xxxx' ; 踏み台へのログインアカウント
LOGIN_PASS='xxxxxxx' ; アカウントのパスワード
SPORT='1080' ; ローカルPCでの接続先ポート
DPORT='80' ; 踏み台から先のサーバの接続先ポート
DIP='xxx.xxx.xxx.xxx' ; 踏み台から先のサーバのIPアドレス
sprintf2 FWDSTR ' /ssh-L%s:%s:%s' SPORT DIP DPORT
;; コマンド組立て
COMMAND = HUMIDAI
strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user='
strconcat COMMAND LOGIN_USER
strconcat COMMAND ' /passwd='
strconcat COMMAND LOGIN_PASS
strconcat COMMAND FWDSTR
sprintf2 TITLE '踏み台からポート転送(%s:%s:%s)' SPORT DIP DPORT
;; ②接続
connect COMMAND
settitle TITLE
teratermのマクロを実行してウィンドウが開いたら、ブラウザを起動して「http://localhost:1080/」へアクセスすると、踏み台を経由してその先のWebサーバへ接続できます。