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自社WEBサービス開発の現場から

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このエントリーはDevLOVE Adevent Calender 2013 「現場」の36日めのエントリーです。

自己紹介

私はWEB業界で自社サービスの開発を行っている開発6年目のエンジニアです。たまに、DevLOVEの裏方としてイベントの運営に携わったりもしています。

現場のお話

今年のDevLOVEアドベントカレンダーのお題なのですが、皆さん、現場とは何かということについていろいろなご意見を書かれてい面白いな〜、と思うと同時に、自分にとっての現場とは?なんて考えたこともなく、非常に難しいテーマだなー、と思っていました。そこで、現場とはなんぞや、という話からは離れて、私の現場の楽しさについて書きたいと思います。

自社WEBサービスの開発の現場

楽しさ

自分たちの作ったものに対してのユーザーからのフィードバックを得やすい、というところにあると思います。自分が作ったある機能がユーザーに受け入れられるか、受け入れられないか、その機能によってサイト全体の利用数が増えたか、減ったか、満足度は上がったか、下がったか、ということが様々なツールの成長でとても簡単に見られるようになってますので、作り甲斐というところがとてもあります。

このような感覚は、一般的にWEB業界では言われることだと思います。が、自分自身がこのような感覚を持つようになったのはつい最近のことでした。

その原因は、サイトの企画は企画者の領分で、プログラマである自分は作ることの専門家という意識の壁があったことではないかな〜、と思います。それが最近変わってきた結果、上記のような楽しさを感じるようになってきました。(自分自身がアクセス解析ツールを使ってユーザー行動を分析したりすることを意識的にやるようになったことがきっかけだったと思います)

もちろん、このような意識の指向性については、開発者と企画・ディレクターとの組織的・役割的な部分がはっきり分けられているというような組織的な要因によることも多分にあるとは思うのですが、それだけではなくて、最終的には開発者の考え方によるところが大きいかな〜と思っています。

もちろん、これは自分にとっての価値基準であって、サービスの内容やユーザーそのものよりも、大きなトラフィックをいかに障害なく捌くかといった純粋なエンジニアリングの興味のある方や、ビッグデータを活用したデータサイエンティフィックなことにやりがいを見出しているような方もいらっしゃるかと思いますし、そのすべてを興味の対象として、実践している素晴らしい方々もたくさんいらっしゃると思いますのであくまで上記は私にとっての楽しさです。

エンジニアとして

とかく参入障壁が低く、移り変わりが早い業界ですので、変わり続けないと、進化し続けないと、あっという間に淘汰されてしまう業界です。そんな現場では、エンジニアはユーザーが求めるものを、無駄なく素早く作れることがエンジニアには求められるのだと思います。

そのためには、ユーザーが求めるものは何か、何が無駄で、何が無駄でないか、ということを正しく判断し、製品を高品質に作りこむすることが、エンジニアとして求められることなのか、と思います。もちろん、正しく判断すること、そして品質高く作ることこそが、難しいことなので、自己鍛錬して、日々日々成長していきたいな〜、と思う次第です。

明日は

DevLOVE現場甲子園の守トラックで大活躍だった坂部さんです。よろしくおねがいします!

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